「審査なしでも借入できる？」「審査を受けずにお金を用意する方法は？」「安全に利用できる金融業者はある？」そんなお悩みを感じてはいませんか。
基本的に、審査を受けずに借入できる貸金業者はありません。審査なしの貸付行為は違法なので、絶対に利用はやめましょう。
この記事では、審査なしで借入できない理由や安全に利用できる消費者金融について解説します。
信用情報に不安がある人は、ぜひこの記事を参考に、安全な方法でお金を用意してみてください。
審査なしの借入は罠！違法業者に騙されてしまう可能性がある
「借入時の審査不要」「誰でも借りられる」「信用情報に不安がある人でも融資可能」などと謳っている場合、違法業者の可能性があるため注意が必要です。
貸金業法第16条では、審査を受けずに借入できると誤解を招く表示は禁止されています。
万が一、違法業者から借入してしまうと、法外な利息を請求されたり違法な取り立て行為に遭ったりする危険性があるので、絶対に利用はやめましょう。
違法業者からの借入については、金融庁からも注意喚起がされています。
違法な貸金業者ではないか不安を感じる人は、金融庁の貸金業者登録一覧を確認するのがおすすめです。
銀行や貸金業者から審査なしで借入することはできない
貸金業者がお金を貸す場合、申込者の返済能力の確認が貸金業法によって義務付けられていることから、審査なしの借入はできません。
また、年収の3分の1を超える金額の貸付も同様に禁止されているため、審査は必ず実施されます。審査なしで貸付している貸金業者は違法なので、絶対に利用はやめましょう。
一方で、銀行カードローンは貸金業法の対象外ですが、返済能力を確かめるために審査を実施しているケースが大半です。
返済能力がない人に貸付をした場合、滞納や貸し倒れが起きてしまうリスクが高く、基本的に審査なしでの借入はできません。
信用情報の審査なしで借入するなら金融会社以外を検討！身近な方法5選
審査を受けずにお金を借りたい人は、以下の方法を検討するのがおすすめです。
- 親・友人から借りる
- 質屋から借りる
- 保険会社から借りる
- クレジットカードのキャッシング枠から借りる
- 国の公的支援制度を利用する
信用情報に不安がある人でも借入できるので、自分に合った方法でお金を用意しましょう。
①親・友人から借りる
信用情報に不安がある場合でも、親や友人であればお金を借りられる可能性があります。
ただし、トラブルを防ぐためにも、返済期限や金利などを明記した借用書を作成するのがおすすめです。
返済に関する約束を破ってしまうと、信頼を失うだけでなく、人間関係が破綻する場合もあるでしょう。
無理なく返済できる金額を決めて、誠実に対応するのが重要です。
②質屋から借りる
貴金属やブランド品などを所有している人は、質屋から借入するのもおすすめです。
ただし、担保とする品物の価値によって借入可能額が異なるため、必ずしも希望する金額を手に入れられるとは限りません。
また、期限までに借入金を返済できないと、担保にしていた品物は売却されてしまうので注意しましょう。
万が一返済できなくても、信用情報に傷がつく心配はありません。
③保険会社から借りる
積立型の生命保険に入っている人であれば、契約者貸付制度を利用して借入できます。
この制度では、生命保険の解約返戻金を担保にして、保険会社から7〜8割のお金を融資してもらうことが可能です。
保険に加入した際に審査しているので、契約者貸付制度を利用するからといって再審査の必要もありません。
ただし、掛け捨て型の保険では利用できないため注意しましょう。
④クレジットカードのキャッシング枠から借りる
すでに契約しているクレジットカードにキャッシング枠を設定している人は、改めて審査を受けずに借入できます。
設定しているキャッシング枠によっては、希望する金額を借りられない可能性もあるので、事前に借入可能額を確認しておきましょう。
また、キャッシング枠を設定していない人が利用する場合は、審査しなければなりません。
⑤国の公的支援制度を利用する
利用条件を満たしている人なら、国の公的支援制度の利用がおすすめです。送金までに1〜2週間程度かかりますが、低金利で借入できます。
以下の公的支援制度の条件に該当していないか、確認しましょう。
| 緊急小口資金 | 要介護者がいる世帯や低所得者世帯が対象 貸付限度額は10万円 一時的かつ緊急に生計の維持が難しくなった場合に借入できる 無利子保証人不要 |
| 総合支援資金（生活支援費） | 低所得者世帯が対象 保証人なしだと年1.50%の利子がかかる 減収や失業によって生活が困難な場合に生活費を借入できる 貸付限度額は2人以上だと月20万円、単身者は月15万円 |
利用を希望する場合は、お住まいの市区町村役場に連絡してみましょう。
審査なしはNG！独自審査が特徴的なのは「中小消費者金融」
信用情報に不安がある人は、独自審査を行っている以下の中小消費者金融がおすすめです。
- スカイオフィス
- フクホー
- セントラル
現在は安定した収入があるなら、中小消費者金融の利用も検討してみましょう。
①スカイオフィス
スカイオフィスは、自己破産した人でも審査に通ったという口コミのある金融業者です。
申込者の現在の収入や返済能力を判断してくれるので、他社の借入を断られた人でも利用できる可能性があります。
また、最高50万円の少額融資に特化していることから、すぐに数万円が必要という人にもおすすめです。
| 実質年利 | 15.0〜20.0%（※1） |
| 審査時間 | 最短30分（※2） |
| 借入限度額 | 1万〜50万円 |
| 担保・保証人 | 原則不要 |
| WEB完結 | 可能 |
※2：即日審査は9時から14時までに申し込んだ場合に限ります。
②フクホー
来店せず、契約書類をコンビニで受け取ることで、即日融資を受けられるのがフクホーの特徴です。
安定した収入があり、返済能力を認めてもらえれば、信用情報に不安を覚えている人でも借入できる可能性があります。
WEB申込なら24時間受け付けているため、すぐにお金が必要な人でも利用しやすいでしょう。
| 実質年利 | 7.3〜20.0% |
| 審査時間 | 5万〜200万円 |
| 借入限度額 | 最短即日（※） |
| 担保・保証人 | 原則不要 |
| WEB完結 | 可能 |
③セントラル
セントラルは、中小消費者金融では珍しい、初回利用に限り30日間無利息で借入できる業者です。
平日14時までに手続きが完了すれば、即日振込にも対応しています。セブン銀行ATMと提携しているため、手軽に借入や返済ができるのも特徴です。
| 実質年利 | 4.8〜18.0% |
| 審査時間 | 最短当日（※） |
| 借入限度額 | 1万〜300万円 |
| 担保・保証人 | 原則不要 |
| WEB完結 | 可能 |
審査なしはNG！安全かつスピード重視の借入が期待できるのは「大手消費者金融」
安全にお金を借りるなら、以下の大手消費者金融がおすすめです。
- プロミス
- アイフル
- SMBCモビット
即日融資に対応しているカードローンもあるので、すぐにお金が必要な人も検討してみましょう。
①プロミス
プロミスでは、他社よりも低金利の年17.8%で借入できます。
また、メールアドレスとWEB明細利用の登録をすることで、初回利用に限り30日間無利息で借入できるのも特徴です。
WEB申込すれば、最短3分で融資が受けられるので、急ぎの場合でも利用しやすいでしょう（※1）。
| 実質年利 | 4.5〜17.8% |
| 審査時間 | 最短3分（※1） |
| 借入限度額 | 1〜500万円（※2） |
| 担保・保証人 | 原則不要 |
| WEB完結 | 可能 |
※2：借入限度額は審査によって決定いたします。
【プロミスはこちら】
②アイフル
アイフルは、初回に限り30日間利息0円で利用できます。土日でも21時までに申込すれば、即日融資を受けられる可能性があるのもメリットです（※1）。
スマホアプリを利用することで、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMからすぐに借入や返済ができます。
| 実質年利 | 3.0〜18.0% |
| 審査時間 | 最短18分（※1） |
| 借入限度額 | 800万円（※2） |
| 担保・保証人 | 原則不要 |
| WEB完結 | 可能 |
※2：ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借入金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。
③SMBCモビット
SMBCモビットは、WEB完結で原則電話連絡なしの利用ができるカードローンです。
借入できるか不安な人は、10秒簡易審査を利用すると手軽に仮審査の結果を確認できます。
スマホATM取引にも対応しているので、カードレスを希望する人にもおすすめです。
| 実質年利 | 3.0〜18.0% |
| 審査時間 | 最短30分（※） |
| 借入限度額 | 800万円 |
| 担保・保証人 | 原則不要 |
| WEB完結 | 可能 |
まとめ
貸金業法によって、申込者の返済能力を確かめることが義務付けられているため、審査なしでの借入はできません。
審査なしでの貸付を謳っている場合は、違法業者の可能性が高く、法外な利息を請求されたり違法な取り立て行為に遭ったりする危険があります。絶対に利用はやめましょう。
信用情報に不安がある人は、保険会社や質屋からお金を借りるのもおすすめです。また、条件を満たしていれば、公的支援制度を利用して低金利で借入できる場合もあります。
審査なしで借入をしたい人は、ぜひこの記事を参考に、貸金業者以外の方法を検討してみてください。
