未経験や副業でWebライターに転職しようとしたとき、口コミや評判をみると「甘くないからやめとけ」といった辛辣な声を目にすると不安になります。
実際にWebライターの求人に応募する前に、仕事を始めて良かった人の体験談と、甘くないという人の体験談、双方を知っておくと、転職時の判断材料になるはずです。
そこで本記事では、現役Webライターとして働く著者の視点を交えつつ、Webライターの体験談から未経験、副業の方におすすめの求人、求人探しのコツまで徹底解説します。
Webライターはきつい?やめとけ、甘くないと言われる理由
Webライターに関する評判を見ていると「きついからやめておけ」、「未経験からできるほど甘くない」といった声を目にします。
これからWebライターを目指している方は、「実際のところどうなの?」ときになりますよね。そこで、実際にWebライターとして働いている著者が目線で、きついと感じたことを解説します。
自己管理能力が必要になる
Webライターの多くは、出社をせずに在宅で仕事をします。朝起きる時間から、仕事をする時間まで全て自分で決める必要があるため、自己管理能力が必要です。
しっかり引き受けた案件を管理できていないと、納期に遅れたり、気付いた時には自分のキャパをオーバーしていたりすることがあります。
時間や場所を問わずに仕事ができるWebライターですが、自由なだけでなく管理が必要な点を押さえておきましょう。
孤独感を感じる
Webライターをしていると、外出をせずに部屋で執筆する時間が増えるため、孤独感を感じるときがあります。会社に出社していると同僚や上司と仕事の合間や休み時間に会話ができるものの、Webライターは基本的に1人で作業を進めます。
また、Webライターの仕事は、初心者向きの案件を除き、文章のプロとして請け負う仕事がほとんどのため、相談できる方や、悩みを聞いてもらえる方を探しにくいのです。
Webライターに転職しようと思っている方は、文章の書き方を相談できるスクールに通ったり、悩みを相談できる方を作った上で、チャレンジしてみると良いでしょう。
低単価案件を受けると消耗する
Webライターとして駆け出しのときに、陥りがちな状況が低単価な案件を引き受けて消耗してしまうことです。
文字単価0.2円〜0.5円ほどの低単価な案件ばかり引き受けていると、生活のために記事を量産する必要に迫られます。文字単価が低いので仕事時間は増えるのに、もらえる報酬が少ない状態が続く方がいるため「きつい、やめとけ」といった声が多いのです。
もし、転職や副業でWebライターを目指す方がいたら、知り合いのつてをたどったり、求人を探すサイトを厳選したりして、良質な求人を探すと良いでしょう。
Webライターはきついは嘘?始めてよかった人の体験談
Webライターをしていてきついという声がある一方で、「Webライターになって良かった」という声があるのも事実です。
「きつい」、「良かった」という双方の声を知っておくことは、より良い求人を選んだり、未経験からWebライターを目指したりするときの参考になります。
Webライターとして働く著者の視点を交えながら、仕事をしていて良かったと感じられる体験談を紹介していきます。
人間関係のストレスから開放される
Webライターしていてよかったという声に多いのが、人間関係のストレスから開放されることです。正社員だと、社内、社外で苦手な方と長時間仕事を共にする機会が多いため、ストレスを感じている方が多いのではないでしょうか。
Webライターになると、担当編集者やクライアントとの連絡など、最低限の報告、連絡以外は、基本的に執筆の時間となります。また、自分が受けたい仕事を受けたい量で受けられるので、能動的に働くことが可能です。
人間関係に悩むのではなく、仕事の成果でしっかり評価されたい方なら、未経験でもWebライターはおすすめの仕事です。
高単価案件を取れるようになると楽になる
Webライターをして実績を積んでいると、徐々に高単価の案件を受注できるようになります。高単価の案件の良いところは、時間的にゆとりを持って仕事ができる点です。
また、時間だけではなく執筆する記事の量を増やさなくても、安定した収入を得られることで心や体にもゆとりを持てるようになります。
さらに良質な案件を獲得したい方や、スキルアップしたい方は、空いた時間を使って学習したり、自分のWebサイトを解説したりするのがおすすめです。
時間や場所にとらわれず仕事ができる
フリーランスのWebライターになる大きなメリットが、時間や場所にとらわれず仕事ができる点です。基本的にネット環境とパソコンがあれば、旅行をしながらでも執筆ができます。
例えば、コワーキングスペースやカフェといった場所で気分転換しながら仕事をしたり、自宅で着替えやメイクをしないまま仕事をしたりするのもOKです。
時間や場所の制約なく働けるWebライターは、出張や外出が多い方の副業や、家事や育児で忙しい主婦が働きやすい仕事といえます。
Webライターの始め方と未経験求人の探し方
Webライターに初めて転職するときに、仕事の始め方や未経験でも応募できる求人の探し方を知らないと苦労します。
そこで、未経験者歓迎の求人の探し方を3つのジャンルに分けて徹底解説。それぞれに方法におすすめのサービス、サイトと合わせて、求人探しの参考にしてみてください。
クラウドソーシングで探す
クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業や個人がインターネット上で、不特定多数の人に業務を発注するサービスです。
面接や業務に関するやり取りは基本的にインターネットで行われるため、面接で本社に足を運んだり、契約書を郵送したりといった手間がかかりません。
求人への応募は無料ですが、仕事で報酬が発生したときに、報酬からシステム利用料として10%前後が引かれる仕組みになっています。
Webライター求人は豊富で、未経験、副業、正社員など、募集内容もさまざまです。案件によっては契約前にテストライティングするケースがあるため、テストライティングと本案件、双方の報酬や仕事内容まで確認した上で応募するようにしましょう。
【おすすめのクラウドソーシング】
エージェントを使う
求職者一人ひとりに担当者がつくエージェント。就活や転職をしている方の希望にあった業種の求人紹介や、履歴書の添削、面接対策など、就活に関する包括的なサポートをしてくれます。
未経験からWebライターに就職、転職しようと思ったときに、自分ひとりだと中々良い案件を見つけられません。エージェントを活用すれば、プロのアドバイスを受けて、自分の資質に合った良質な求人を探せるのが大きなメリットです。
【おすすめのエージェント】
サービス名 | ポイント |
キャリアパーク 特別面談サービス | 就活生向け。優良な求人のみを紹介、最低一週間で内定 |
就職Shop | 第二新卒向け。書類選考なし、未経験OKの求人多数 |
リクルートエージェント | 転職者向け。業界最大級の圧倒的な求人数、対応エリアは全国 |
未経験可の求人に応募する
一般的な求人サイトから、未経験可の求人サイトへ応募するのも、Webライターを目指す手段の1つです。求人の中には、ライターとしての経験は未経験OKでも、それ以外の専門知識が必要な求人もあるため、募集要項を事前に確認しましょう。
また、キャリアアップを目標にしている方なら、編集者、Webディレクターなど、スキルや経験に応じたキャリアアップが見込める求人を探してみましょう。
【未経験可のおすすめ求人サイト】
サービス名 | ポイント |
リクナビNEXT | 1000万人を超える日本最大級の会員数 |
Wantedly(ウォンテッドリー) | ミッションや仕事内容で選べる求人 |
Green(グリーン) | IT・Web業界に特化した求人 |
まとめ
転職するときに「やめとけ」、「甘くない」といった声も多いWebライター。大変なことが多い反面、時間に縛られず働ける、人間関係のストレスが楽になるといった働く上でのメリットもあります。
実際に未経験や副業でWebライターへの転職を検討している方は、本記事で紹介した探し方やおすすめのサービスを活用して、自分にぴったりな求人を探してみてください。
もし、未経験からの転職を不安に感じている方がいるなら、ライティングスクールに通い、基礎を身につけてから転職活動を始めると良いでしょう。
【ライティングスキルが身に付くスクール】
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