「請求書買取は個人事業主も利用できる?違法ではない?」
「請求書買取のデメリットが知りたい!おすすめの業者も教えて」
資金繰りに悩むフリーランスや経営者の方は、このような疑問を抱えていませんか?
請求書の債権を業者に買い取ってもらい、早期資金化を叶える請求書買取は、違法ではありません。また、業者によりますが個人事業主も問題なく利用できます。
本記事では、請求書買取の違法性やデメリット・メリット、即日資金化を叶えるおすすめ業者を紹介しています。
資金繰りが厳しく大変な思いをしているなら、本記事を参考にして今すぐキャッシュフローを立て直しましょう。
【即日OK】請求書買取のおすすめ柔軟審査業者4選:法人・フリーランス・手数料が低い
即日OKの請求書買取サービスを提供するおすすめ業者4選を紹介します。
- QuQuMo
- アクセルファクター
- ビートレーディング
- オルタ
①QuQuMo
QuQuMoは最短2時間の即日資金化が期待できる売掛金前払いサービスです。
日本全国のWEB完結に対応しているため、スマホやパソコンからスムーズに手続きでき、業界屈指の入金スピードを実現しています。
弁護士ドットコムが監修しており、業界シェア80%を超える電子契約サービス「クラウドサイン」を採用しているので、情報漏洩といったリスクは一切ありません。
安心安全に素早く請求書を買い取ってもらいたいフリーランスや法人経営者の方は、ぜひ検討してみてください。
手数料相場 | 1%〜 |
利用可能額 | 上限なし |
即日入金 | 可(最短2時間) |
個人事業主 | 可 |
②アクセルファクター
アクセルファクターは、資金調達の専門家が「最も安心して利用できるファクタリングサービス」と称した請求書買取サービスです(日本マーケティングリサーチ機構調べ)。
資金繰りが不安定になりやすい建設業・運送業・広告代理店・IT企業の活用事例も紹介されており、中小企業経営者や個人事業主からの厚い信頼がうかがえます。
即日入金・審査通過率は驚異の93%なので、10人に9人は即日中に審査に通り、資金調達を実現していることになります。
必要書類の不足・債権の確実性が薄い・税金滞納などの理由で諦めている方でも、アクセルファクターでは柔軟に対応してもらえるため、一度相談してみてください。
手数料相場 | 2〜10%以上 (※別途要相談) |
利用可能額 | 100万円〜1,001万円以上 (※100万円以下の少額にも対応) |
即日入金 | 可 |
即日入金・審査通過率 | 93% |
個人事業主 | 可 |
③ビートレーディング
ビートレーディングは、3万を超える取引実績に98%の最大買取率、最短2時間で完了するスピード審査を強みとしています。
オンライン型のクラウドファクタリングによって手続きが簡素化され、迅速な資金調達が可能です。審査に必要な資料も2点のみと少なく、スマートに利用できるでしょう。
東京本社のほか、仙台・大阪・・名古屋・福岡の4ヶ所に支店を構えているので、不安な方や近くの方は来店して相談しても良いかもしれません。
当然ながら、スマホやパソコンからの完全WEB申込も受け付けているため、遠方の方でも問題なく利用できます。利用可能額が無制限なのも嬉しいポイントです。
手数料相場 | 2社間:4〜12% 3社間:2〜9% |
利用可能額 | 無制限 (過去実績:3万円〜7億円) |
即日入金 | 可(最短5時間) |
最大買取率 | 98% |
個人事業主 | 可 |
④オルタ
クラウドファクタリングのオルタは、日本マーケティングリサーチ機構の調べにおいて、中小企業経営者・個人事業主が選ぶオンライン型ファクタリング1位に輝きました。
2021年6月時点での提携銀行数もNo.1を獲得しており、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行など、地銀やネットバンクを含める多くのパートナー企業が存在します。
最短即日の振込に対応しているのはもちろん、オンライン完結のクラウドファクタリングなので、面談のために店舗へ出向く必要もありません。
必要書類をアップロードする簡単3ステップで手続きが完了しますから、ぜひ気軽に申し込んでみてください。
手数料相場 | 2〜9% |
利用可能額 | 請求書の金額範囲内 |
即日入金 | 可 |
累計事業者数 | 1万人 |
累計申込金額 | 1,000億円 |
個人事業主 | 可 |
【オルタはこちら】
請求書買取サービスとは?ファクタリングの違いとデメリット。手数料が高い
請求書買取サービスとは、債権買取のことで、取引先などにあるまだ支払ってもらっていない債権を手数料を支払うことで、最短即日に支払ってもらうサービスです。
請求書買取サービスとファクタリングは同じサービスです。
請求書買取のデメリットは、以下の通りです。
- 手数料が高い傾向にある
- 資金調達できる金額が限られる
- 債権譲渡登記が必要だと個人事業主は利用できない可能性がある
①手数料が高い傾向にある
銀行や消費者金融のビジネスローンで資金調達するよりも、請求書買取は手数料が高い傾向にあります。
利用者・業者・取引先の「3社間」で契約する場合はある程度手数料を抑えられますが、取引先が一切関与しない、利用者と業者のみで契約する「2社間」は手数料が膨らみます。
取引形態 | 手数料相場 |
2社間契約 | 約10~20% |
3社間契約 | 約2~9% |
2社間契約の手数料が高いのは、業者にとっての二重譲渡・貸し倒れリスク回避や債権譲渡登記の留保が理由です。
とはいえ、2社間契約なら取引先に請求書買取の事実がバレず、今後の取引に悪影響を及ぼさないなどの利点もあります。
少しでも手数料を安くしたいのであれば、請求書買取の一括査定サービスチョウタツ王がおすすめ。
業種や業界などを入力すると、一番手数料の低い業者を教えてくれます。
②資金調達できる金額が限られる
請求書買取で資金調達できる金額は、請求書の額面の範囲内に限ります。ビジネスローンのような融資と異なり、希望額を自由に申告できないのはデメリットと言えるでしょう。
事業拡大・設備投資・新規事業立ち上げなどでまとまった大口資金が必要でも、請求書の額面が少なければ思い描く資金調達も叶いません。
さらには、利用にあたって手数料も引かれるので、当初想定していた金額より少ない資金調達になる可能性も十分に考えられます。
もし、多額の資金調達が必要であれば、ビジネスローンの利用をおすすめします。
【ビジネスローン関連記事】
ビジネスローンおすすめ業者5社も!ブラックOK・個人事業主・即日・審査基準を解説
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③債権譲渡登記が必要だと個人事業主は利用できない可能性がある
債権譲渡登記とは、請求書の売掛債権が譲渡されたことを証明する公的な手続きであり、二重譲渡の防止や焦付き時の対抗要件に効果を発揮します。
例えば、利用者がA社とB社に同じ請求書の債権を売却(=二重譲渡)していた場合、債権譲渡登記を行っていれば「この請求書債権はうちが買い取っています!」と主張できます。
また、2社間の請求書買取では、最終的に利用者が取引先から売掛金を回収し、それを業者に戻すのが原則です(=回収委託契約の締結)。
この約束を利用者が破り、資金を使い込んでしまったときに役割を果たすのが、焦付き時の対抗要件と言えます。
このように公的な役割を持つ債権譲渡登記はそもそも法人しか行えないため、債権譲渡登記を必須としている業者であれば個人事業主は利用できないのです。
ただし、手数料を引き上げる代わりに債権譲渡登記を留保してくれる業者もあります。
請求書買取のメリット
請求書買取のメリットは、以下の通りです。
- 即金性が高く資金繰り改善に効果的
- 借金にならないうえ審査にも通りやすい
- 取引先が倒産してもリスクを負わずに済む
①即金性が高く資金繰り改善に効果的
請求書買取を利用すると、取引先から数ヶ月後に遅れて入金される売上を待たずに済むため、資金繰りを改善できます。
請求書買取サービスを提供する業者の中には、最短即日の資金調達を可能としているところもあるので、今すぐ現金が必要な緊急時にとても便利です。
「取引先からの入金を待っている間、資金不足によって大きな仕事のチャンスを逃してしまった…」といった後悔もなくなるでしょう。
②借金にならないうえ審査にも通りやすい
請求書買取は金銭の貸し借りではなく、債権の売買契約に該当するサービスなので、実質的な「借入」「融資」「借金」と判定されません。
このため、負債が増える・信用情報に何らかの記録が残るといった心配もなく、仮に今後ビジネスローンなどを組む予定がある場合にも安心です。
また、3社間契約においては業者が取引先から直接売掛金を回収する仕組みであり、借金よりも未回収リスクが少ないため、比較的審査に通りやすい傾向にあります。
赤字決算・税金滞納・負債超過等の理由で、銀行や消費者金融から融資を受けられず困っているなら、ぜひ検討してみましょう。
③取引先が倒産してもリスクを負わずに済む
請求書買取では、取引先が倒産して売掛金を回収できなかった場合でも、利用者がリスクを負って業者に資金を返す必要はありません。
これは、基本的に請求書買取サービスで償還請求権のない契約(=ノンリコース契約)が結ばれているためです。
もしものときに大きなリスクを回避して利用できる請求書買取は、安心かつ良心的な資金調達サービスと言えるでしょう。
ただ、一部には償還請求権あり(=ウィズリコース契約)の条件で契約を勧める業者もいます。このような業者は違法業者ですので注意してください。
請求書買取は個人事業主でも利用できる?違法性はない?
個人事業主でも利用できる請求書買取サービスはありますが、一方で法人のみとしている業者もあります。
業者によって利用対象者が異なるため、請求書買取サービスに申し込む際は事前にチェックしておくと良いでしょう。
請求書買取の違法性に関しては、全く心配する必要はありません。というのも、請求書買取は経済産業省が推奨している合法的な資金調達サービスだからです。
ファクタリングとも呼ばれる請求書買取サービスは、資金繰りに悩むフリーランスや中小企業に向けた新たな資金調達法として、広く浸透しています。
金利が低い!請求主買取サービス以外でおすすめ
次に、請求書買取サービス以外でおすすめの資金繰り改善策です。
ファクタリングなどの請求書買取サービスは金利が高いのがデメリット。
ここでは、請求書買取サービスに比べて金利が低いサービスをご紹介します。
支払い.com
支払い.comは上場企業クレディセゾンが共同運営しているサービスです。
支払い.comの特徴は、今支払わないといけないお金をクレジットカードを使い、最大60日間先延ばしにできるサービスです。
クレジットカードは当月使ったお金を翌月に支払いますが、その時間差を使って支払いを先延ばしにできます。
金利も一律4%と、ファクタリングと比べてもかなり低い設定です。クレカで先に支払うので与信等の審査もなく、赤字決算の企業でも利用できます。
資金繰りに困っている企業や個人事業主におすすめのサービスです。
あんしんワイド
あんしんワイドはGMOあおぞらネット銀行が運営するビジネスローンです。金利の低さが特徴で、最低金利は年0.9%と破格的。
ビジネスローンは赤字決算NGの場合が多い中で、GMOあおぞらネット銀行は赤字決算の会社にも対応しています。
請求書買取サービスを探しているのは、銀行融資等で借りれないまたは諦めている方が多いでしょう。
GMOあおぞらネット銀行は審査も柔軟なので、審査に自信のない企業も試してみることをおすすめします。
まとめ
経済産業省から推奨されている請求書買取は、新たな「借りない資金調達法」として注目を集めています。違法性のないクリーンなサービスなので、安心して利用しましょう。
個人事業主の利用可否については、業者によってまちまちです。臨機応変に対応してくれる業者もいますから、フリーランスの方もまずは気軽に問い合わせることをおすすめします。
請求書買取のおもなデメリット・メリットは以下の通りです。
デメリット | メリット |
手数料が高い 資金調達の金額に制限がある 個人事業主は利用できない可能性がある | 資金繰り改善に役立つ 審査に通りやすく借金としてカウントされない 大きなリスクを回避して利用できる |
請求書買取は契約形態によってもデメリット・メリットがあるので、じっくり検討したうえで利用するようにしてください。
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