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高野次郎選手 現役引退のお知らせ

2019年12月6日
  • #ニュース

高野

いつも鈴鹿アンリミテッドFCをご支援頂き誠にありがとうございます。
 
この度、高野次郎選手が2019シーズンをもちまして現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。
 
高野次郎
 

氏名 高野次郎
フリガナ タカノジロウ
ポジション DF
背番号 3
生年月日 1993/12/15
身長/体重 182cm/80kg
出身 宮城県仙台市
経歴 黒松バルFC – AC AZZURRI – 東北学院高等学校 – 日本体育大学 – いわきFC – VONDS市原
出場記録 第21回JFL 7試合出場

 

本人コメント

突然の報告ですみません。今シーズンを持って引退することにしました。
まず初めにここまでサッカーを続けてこられたのは、今まで所属してきたチームに関わる選手、監督、コーチ、スタッフなど本当にたくさんの方々のおかげです。本当に感謝しています。そしてなによりも、どんな時でも応援してくれた両親、兄弟の存在は大きく、大好きな家族のためにサッカーをやってこられたことがすごく幸せな時間でした。ありがとうね。
引退に関してはサッカーを続けていく中で、歳を重ねるごとにより考えるようになっていました。その中で1度きりの人生、やっぱり色んなことに挑戦してみたい!色んな経験がしたい!という思いがとても強く、それなら今年で引退して、今やってみたいと思うことにチャレンジしようと思い、引退することにしました!なので引退することに少し寂しさはありますが、それよりも今はこれから始まる第2の人生へのワクワク感に満ち溢れています!!
20年以上のサッカー人生をこんな晴れやかで前向きな気持ちで引退出来る僕は本当に幸せ者だと思います!そう思えるのもこれまで関わっていただいた全ての方々のおかげです!本当に本当にありがとうございました!
これからも自分らしく、常に真面目に楽しみながら自分の好きなことにチャレンジしていこうと思います!!サッカー人生、最高に楽しかった!!!第2の人生も楽しみます!!!本当にありがとうございました!!
ファン感楽しむぞーー!!!!!
 

クラブより

高野選手は2017シーズンに加入し、その高い技術とヘディングの強さから初年度からレギュラーを掴みチームに大きな貢献をしてくれました。2018シーズンは移籍をするも、2019シーズンには「鈴鹿でサッカーがしたい」と言って戻ってきてくれました。
今シーズンは度重なる怪我によりなかなか試合に絡むことができなかった悔しいシーズンだったと思います。しかし、そんな悔しい気持ちがある中でもチームの活動にも積極的に取り組んでいただきました。選手会長としても素晴らしい働きをしていただいて、スタッフとして非常に助かりましたし、頼りがいのある選手でした。
そんな中でも特に覚えているのは、第28節のFC今治戦の百五銀行マッチデーのハーフタイム抽選会の彼の振舞いです。大事な時期の度重なる怪我、そしてなかなかコンディションが上がらず、メンバーにも入れない。そんな状況だったにもかかわらず、彼はファン、サポーターの方を楽しませようと、素晴らしいトーク力で会場を盛り上げていました。ファン、サポーターの方々を思っての行動だったと思います。悔しい気持ちを押し殺していたと思います。そのつらい思いや、今までのサッカー人生で経験したこと、楽しかったこと、仲間のこと。いろいろな思いが彼の中にはあって、それが最終節終了後の涙に全部出たのかなと。
最終節はいわゆる「消化試合」でした。しかし、あの試合を見た方は感じたはずです。あの試合がただの消化試合ではなかったと。高野選手の気持ちの入ったプレーを。それだけサッカーにかけていたからこその涙でした。
そして彼は情に厚い人間でした。お世話になった人、応援してくれている人、家族、チームメイトにいつも感謝の心を忘れていませんでした。
今後はサッカー選手を引退し、第二の人生に進むそうです。彼の持っている明るさや協調性、そして情の厚さを活かして次のステージでの活躍を心より願っています。長いサッカー人生お疲れ様でした。
次郎、ファン感楽しもうーーー!!!