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小澤監督解任のお知らせ

2017年9月25日
  • #ニュース

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この度、小澤宏一監督の解任を決定しましたので、お知らせ致します。

 小澤監督には、約3年間に渡りトップチームの監督としてチームを牽引していただきました。その指導力と人望、人脈を活かし、何度となくチームの危機を救っていただきましたことに、まずは感謝と労いの言葉を贈らせていただきます。
 
 しかしながら、今後の全国の強豪たちとのJFL昇格をかけた厳しい戦いを、現状の小澤監督体制で勝ち抜くことは難しいと判断しました。
 昨日の引き分け以上で優勝が決まるFC刈谷戦での敗戦。
 この敗戦で、昨年、一昨年と合わせまして、東海社会人リーグ優勝をかけたFC刈谷との終盤の大一番で3連敗したことになります。
 一方で昨年の全国社会人サッカー選手権、全国地域チャンピオンズリーグ(以後全国地域CL)1次ラウンドでの快進撃など、素晴らしい躍進を見せてくれたことも事実です。
 ただ最終的には、全国地域CL決勝ラウンド最終戦対ヴィアティン三重戦での惨敗といった、年間通じて通算4勝1分の相手に対し、最後のJFL昇格をかけた大一番で逆転負けを喫するといった勝負弱さを見せたことも、また事実です。
 この3年間のこのような事象をもって、本日の判断となりました。

 東海社会人リーグの最終戦を残し、自力優勝の可能性があるこのタイミングでの解任。一見、非常識な判断と思われるかもしれません。
 しかし、私たちの今季の最終目標は東海社会人リーグの優勝ではありません。
11月開催の全国地域CL決勝ラウンドにおいて2位以内に入るという狭き門へ挑み、世界一過酷な戦いと言われるJFLへの昇格を掴み取らねばなりません。
今年の全国地域CL決勝ラウンド最終日、11月26日をゴールとするならば、今決断をせねばなりませんでした。

 昇格という目標を達成するためには、見たくない現実を見なければなりません。深い傷を負う覚悟で前に進まなければなりません。戦うということはそういうことだと私は確信しております。

 最後に、小澤監督は、素晴らしい経験と実績をお持ちです。それは誰もが認めることであり、JリーグやJFLのような年間を通して順位を競うリーグ戦においては、その手腕を発揮することが出来る人物であろうと思います。しかしながら、JFL昇格をかけて戦うトーナメント戦のような短期決戦においてはそうではないだろうと考えました。
今後もサッカーを通じてのご活躍を心より願っております。
 
尚、今週土曜日、東海社会人リーグ最終戦 対常葉大学浜松キャンパス戦は監督代行としてプレイングマネジャー藏川 洋平(くらかわ ようへい)が務めさせていただきます。

株式会社鈴鹿スポプレアンリミテッド
代表取締役社長 山岡竜二