「PayPay銀行で法人口座を開設しようと思ったけれど、審査落ちしてしまった」「必要書類は何が必要か、不安がある」との悩みを抱える方も多いでしょう。
ビジネスの拡大と効率化を目指すなかで、法人口座選びは重要な判断となります。
PayPay銀行法人口座の審査に自信がないのであれば、創業期でも口座開設できるGMOあおぞらネット銀行がおすすめ。
審査が柔軟なので、創業期や赤字決算でも作ることができます。
そこで本記事では、PayPay銀行の法人口座のメリットやログイン方法、審査落ちした場合の対策を詳しく解説します。ぜひ、参考にしてみてください。
【PayPay銀行の概要】
名称 | PayPay銀行(法人用) |
必要書類(※1) | ①口座開設申込書 ②取引担当者様の本人確認資料 ③法人の印鑑証明書 |
口座開設までの期間 | 最短当日~10日程度 |
印鑑の有無 | 不要(※2) |
振込手数料(※3) | 自行宛:55円 他宛:160円 |
問い合わせ先 | お客様サポート |
※2:2021年6月21日をもって、すべてのお手続きにおいて届出印の捺印が不要となりました。
※3:インターネットバンキングの場合です。
PayPay銀行の法人口座開設|審査落ちする理由とは
PayPay銀行の法人口座を開設する際、審査に落ちる原因は一つではありません。
こちらでは、特に重要だとされている審査落ちの理由を3つ解説します。
事業実態が不明瞭
PayPay銀行は、口座開設の際に「会社が実在し、事業を継続しているか」を重視します。しかし、提出書類だけでは事業の実態が伴っているか、判断しづらい場合があります。
特に、実店舗を持たない事業や、オンライン上のみで行われるビジネスの場合、その実態を証明するのは簡単ではありません。
反社会勢力に悪用されるリスクを避けるため、銀行は慎重になります。
登記住所の問題
オフィスを構えるには、複雑な手続きや費用が必要です。そのため、実在するオフィスの存在は、信用性や安定性を確認する要素の一つとなっています。
一方、法人登記の住所がバーチャルオフィスや自宅の場合、事業の持続性や経済活動の実態に懸念を抱かれてしまう可能性があります。
実在するオフィスや固定電話があれば、銀行は「緊急時の連絡先の所在がはっきりしている」と判断し、安心材料となるでしょう。
資本金が不足している
2006年の商法改正以降、1円からでも株式会社を設立できるようになりました。しかし、口座開設においては、資本金が少なすぎると企業の信用性が疑われるケースがあります。
特に、新設法人の場合、資本金の金額が企業の財務安定性や将来性を示す重要な指標となります。
資本金が少ない場合「その企業が十分に事業を遂行できるかどうか」を疑問視されてしまうため、審査に悪影響を与える可能性があるでしょう。
PayPay銀行の法人口座開設|3つのメリット
PayPay銀行の法人用口座には、特に以下の3つの大きなメリットがあります。
- 口座開設はスマホで完結
- 充実した取引サービス
- 安心のセキュリティ
口座開設はスマホで完結
PayPay銀行での口座開設は、スマホ1台あればどこにいても申込が可能です。専用サイトを開き、必要情報を入力したのち、書類をアップロードするだけで手続きは完了します。
これにより、時間と労力を大幅に節約できるうえ、銀行窓口に出向く必要がないため、忙しい経営者にとって大きな利点となります。
充実した取引サービス
PayPay銀行なら、以下の充実した振込サービスを活用できます。
- 当日振込:急いでいるときも安心
- 振込予約:支払い忘れを防止
- WEB総振:大量の振込が可能
さらに、審査をせずとも、国際ブランドVisaが付いたキャッシュカードが利用できるようになります。
年会費・発行手数料は0円。仕入れや備品の購入、経費の支払いに便利なカードです。
安心のセキュリティ
PayPay銀行のセキュリティ体制は、ネット銀行のなかでも群を抜いています。
トークン方式のワンタイムパスワード導入により、不正アクセスのリスクが大幅に低減。
ATM出金や振込限度額の設定はスマホやPCから簡単に行え、必要に応じて限度額を0円にできます。
さらに、不正取引による被害が発生した場合の補償制度もあり、安心して利用できる環境が提供されています。
PayPay銀行の法人口座開設|2つのデメリット
口座開設の前に、デメリットも確認しましょう。こちらでは、気を付けたいポイントを紹介します。
- 振込手数料がやや高い
- 実店舗の窓口がなく、相談しづらい
振込手数料がやや高い
PayPay銀行は、他のネット銀行と比べて振込手数料がやや高めとなっています。
銀行名 | 自行宛 | 他行宛(3万円未満) |
PayPay銀行 | 55円 | 160円 |
楽天銀行 | 52円 | 150円 |
GMOあおぞらネット銀行 | 無料 | 145円 |
特に、GMOあおぞらネット銀行は自行宛の振込手数料が無料となっており、明確な差があります。
業務で頻繁に振込を行う中小企業にとっては、年間の経費削減の観点から見ると、痛い出費となるかもしれません。
実店舗の窓口がなく、相談しづらい
PayPay銀行は実店舗を持たないネット銀行のため、振込方法や経営に関する相談を対面で行えません。
困ったときは、チャットボット「モネ」や公式サイトのFAQを活用できますが、限られた範囲の質問にしか対応しないため、消化不良に感じてしまうケースもあります。
特に、複雑な問題や個別の事業状況に基づく相談がしたいときには、実店舗の不在がネックとなります。
PayPay銀行の法人口座開設|ログイン方法
法人向けの口座管理は、主にBA-PLUSで行います。BA-PLUSは、複数口座を管理できたり、多量の振込を一括で行ったりする、便利なサービスです。
通常のログイン方法とは入口が異なりますので、以下を参照してみてください。
BA-PLUSのログイン方法
BA-PLUS専用ログイン画面よりログインし、以下の手順で操作します。
- 代表口座の店番号と口座番号をあわせた10桁の数字を入力
- 管理者IDまたは利用者IDを入力
- パスワードを入力
- ログインをクリック
※BA-PLUSご契約中は「BA-PLUS専用ログイン」画面からのログインになります。ログイン方法・詳細な操作方法はログイン方法・マニュアルを確認してみてください。
通常のログイン方法
ログイン画面よりログインします。
- 3桁の店番号を入力
- 7桁の口座番号を入力
- 半角英数記号32文字以内のパスワードを入力
ログインパスワードが分からない場合、暗証番号を入力すれば再発行できます。
PayPay銀行に審査落ちしたなら「GMOあおぞらネット銀行」がおすすめ
PayPay銀行に審査落ちしたら、GMOあおぞらネット銀行の利用を検討してみましょう。
GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行の長年の銀行経営ノウハウと、GMOグループのインターネット技術が融合されたネット銀行です。
経営者に優しく、審査が柔軟な傾向にあります。
振込手数料 | 自行宛:無料 他行宛:145円 |
口座維持費 | 無料 |
利用可能時間 | 24時間365日 |
口座開設日数 | 平均1.5日(※) |
印鑑 | 不要 |
振込手数料がお得
GMOあおぞらネット銀行の振込手数料は、自行宛が無料・他行宛は一律145円の低価格を実現しています。
特に、設立1年未満の法人なら他行宛の振込手数料が月に20回まで無料になり、経済的です。また、無料で使える振込入金口座もあり、入金管理が簡単に行えます。
24時間365日いつでも取引可能
ネットバンキングなら、24時間365日取引が可能です。来店せずに、スマホアプリやPCを使っていつでもどこでも取引できます。
営業時間に限定されずに、急な送金なども迅速に対応可能なので、柔軟な活用が見込めるでしょう。
嬉しいキャッシュバックサービス
ビジネスデビットカードを利用すれば、最大1%のキャッシュバックが受けられます(※)。
特に、中小規模の法人や個人事業主にとって、毎月一定額のキャッシュバックがあると経費削減が期待できるでしょう。
また、ビジネスデビットカードなら、即時の引き落としとリアルタイムな取引明細への反映が可能です。
これにより、従来のクレジットカードのように、後日の未払い金の計上を気にする必要がありません。
※税金や公共料金など一部キャッシュバック率が異なる利用先がございます。
まとめ
PayPay銀行の法人口座には、スマホで完結する便利さや高度なセキュリティのメリットがあり、多くの経営者から注目されています。
しかし、審査落ちや必要書類の準備に悩む方も少なくありません。そのようなときは、GMOあおぞらネット銀行の利用がおすすめです。
【GMOあおぞらネット銀行の特徴】
PayPay銀行の法人口座に審査落ちした方は、この機会にGMOあおぞらネット銀行への申込を検討してみてはいかがでしょうか。