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ファクタリング

ファクタリングの消費税!手数料の勘定科目・仕分け・非課税売上・課税売上割合・5%・国税庁・金銭債権の譲渡など

「ファクタリング手数料に消費税はかかるの?」

「ファクタリングの勘定科目はどうなる?」

ファクタリングの手数料に消費税がかかると手元に残る現金が減り、損をしてしまいます

ファクタリングは国税庁が定める「非課税取引」に該当するため、売掛金の取引や手数料にも消費税はかかりません。また、手数料を計上する際の勘定科目は「売上債権売却損」で仕訳します。

この記事では、ファクタリングの手数料が非課税売上になる根拠や、リーズナブルな業者5選を紹介します。

「手数料に消費税がかからない」と覚えておけば、悪徳業者を見分けるポイントになるでしょう。

ファクタリングは消費税がかからない!国税庁の定める「非課税取引」5%もない。金銭債権の譲渡など

ファクタリングの手数料には消費税が発生しません。国税庁が定める「非課税取引」に該当し、課税対象ではないと決められているからです。

国債や株券などの有価証券、登録国債、合名会社などの社員の持分、抵当証券、金銭債権などの譲渡ただし、株式・出資・預託の形態によるゴルフ会員権などの譲渡は非課税取引には当たりません。

引用:国税庁

ファクタリングは有価証券にあたり、非課税取引となるので課税されません。そのため、手数料に対して消費税を請求してくる業者は、悪徳業者であると判断できます。

ファクタリング手数料は非課税売上!課税売上割合にも影響しない

ファクタリング手数料が非課税売上になれば「納める消費税が少なくなる?」と考えられる方も多いでしょう。残念ながら、納める消費税の総額は変わりません。

通常、経費を支払えば消費税の課税対象となる金額が少なくなり、納める金額は減少します。

たとえば、売上が100万円、経費を20万円支払うとすると、残額の80万円が課税対象となります。そして、課税対象の80万円を元に消費税が計算されます。

しかし、ファクタリングの手数料は「消費税が含まれていない経費」と計上されるため、消費税は変わりません。

そのため、手数料が20万円だとしても、売上の100万円に対して消費税が計算されます。ファクタリングを利用しても納める消費税額に変化はない、と覚えておきましょう。

また、消費税の計算では課税売上割合にも影響しません。課税売上割合とは「総売上のなかでどれだけ消費税が課税される売上があるのか」という割合のことです。

100万円の請求書でファクタリングを利用しても「100万円の課税売上」という仕訳は発生します。

そのため、ファクタリングは、消費税を納める額や課税売上割合にも影響がありません

ファクタリング手数料の勘定科目は「売上債権売却損」や「雑損失」に

ファクタリング手数料の勘定科目は「売上債権売却損」として計上します。

使用している会計ソフトに項目がない場合は「雑損失」「支払い手数料」「割引料」などの勘定科目で計上しても問題ありません。

仕訳するタイミングとしては以下の通りです。

  • 売掛金発生時
  • ファクタリング契約時
  • 売掛金譲渡代入金時

また、2社間ファクタリングを利用した際は、契約と入金が同時になる場合があります。

即日入金ができたときは「売上発生時」「ファクタリング契約と売掛金譲渡代入金時」の2つにまとめられます。

ファクタリング手数料がリーズナブルな業者5選

ファクタリング手数料が安く、利用しやすい業者を5つ紹介します。

  • アクセルファクター
  • QuQuMo
  • トップ・マネジメント
  • 日本中小企業金融サポート機構
  • ビートレーディング

どれも手数料が安く、初めてのファクタリングでも利用しやすいのが特徴です。

①アクセルファクター

審査率93.3%を誇るアクセルファクターでは、利用者1人ずつに専属の担当者がつきます。事業のキャッシュフローで悩みがある方は、相談してみるといいでしょう。

独自の審査基準を設けており柔軟に対応してくれるため、他のファクタリング会社で断られた方もぜひ一度相談してみてください。

手数料100万円まで:10%〜
101万円〜500万円:5%〜
501万円〜1,000万円:2%〜
(1,001万円以上の手数料は別途相談)
利用可能額100万〜1,001万円以上
(100万円以下の少額債権も対応可能)
即日入金最短2時間
必要書類請求書
通帳
身分証明書
個人事業主
オンライン完結

アクセルファクターはこちらから

②QuQuMo

QuQuMoの契約はクラウドサインという電子契約サービスを採用しているので、情報が外部に漏れることはありません。

審査が厳しい傾向にありますが、必要書類が少なく手数料も業界トップクラスで安いため、申し込んでおきたいサービスの一つです。

また、QuQuMoの親会社である株式会社アクティブサポートはコンサル事業も展開しています。キャッシュフローに悩みがある方は、気軽に相談してみてください。

手数料1%〜
利用可能額上限なし
即日入金最短2時間
必要書類請求書
入出金履歴がわかる通帳
個人事業主
オンライン完結

【QuQuMoはこちらから】

③トップ・マネジメント

トップマネジメントは2社間・3社間ファクタリングに対応しているため、自分にあった使い方が可能です。

入金までのスピードが早く、夕方に申し込んでも夜間のキャッシュデリバリーにより、当日の夜には現金が届きます

トップ・マネジメントなら、早急に現金が必要なときの助けになってくれるでしょう。

手数料3社間:0.5%〜3.5%
2社間:3.5%〜12.5%
利用可能額30万円〜3億円(1社の上限は1億円まで)
即日入金最短即日
必要書類請求書
通帳
身分証明書
個人事業主
オンライン完結

【トップ・マネジメントはこちらから】

④日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構は国に認められた非営利団体なため、手数料が安く設定されています。

さらに、印紙代・郵送代といった無駄を削減し、4,710円のコストを0円にしています。国の認定があるサービスなので、安心してファクタリングを利用したい方におすすめです。

手数料1.5%〜10%
利用可能額売掛金の金額範囲内(3万円〜2億円の実績あり)
即日入金最短3時間
必要書類通帳のコピー(表紙付き、3ヶ月分)
売掛金に関する資料
個人事業主
オンライン完結

【日本中小企業金融サポート機構はこちらから】

⑤ビートレーディング

ビートレーディングは、テレビや新聞に取り上げられるほどの有名なファクタリング会社です。東京・仙台・大阪・福岡に拠点があるため、日本全国スピーディーに対応できます。

累計の取扱件数は46,000件以上、取扱高は1,060億円と業界トップクラスの実績があります。「みんなが使っている」という安心感があり、気兼ねなく利用できるでしょう。

信頼できる大きな会社で取引したい方には、ビートレーディングがおすすめです。

手数料2社間:4〜12%
3社間:2〜9%
利用可能額無制限(過去実績:3万円〜7億円)
即日入金最短2時間
必要書類売掛債権に関する資料
通帳のコピー(表紙付き2ヶ月分)
個人事業主
オンライン完結

【ビートレーディングはこちらから】

まとめ

ファクタリングは非課税取引に該当するため、手数料は消費税の対象になりません

ファクタリングを利用しても課税売上割合は変化せず、納める消費税も同じです。ファクタリングを利用してもしなくても「課税売上が発生した」という事実は変わらないからです。

また、勘定科目は「売上債権売却損」で計上します。項目がない場合は「雑損失」「支払い手数料」「割引料」などで計上しましょう。

ファクタリングの知識をつけておけば、手数料に対して消費税を請求する業者は悪徳業者だと判断できます。この記事で紹介している業者は、どれも手数料が安くて信頼できます。

利用する業者で悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてください。