三菱UFJで法人口座を開設したいと思っても「やり方が難しい、何が必要なのか分からない」という疑問を抱える方は少なくありません。
また、個人口座に比べてコストが高いイメージもあり「維持費はいくらかかるの?」「解約には手数料がかかる?」と費用面の不安を感じている方もいるでしょう。
そこで本記事では、三菱UFJ銀行の法人口座をスムーズに開設し、効率よく使うための手順をお伝えします。開設に必要な書類や維持費、解約方法についても一挙解説。
三菱UFJ銀行で法人口座を開設したいと思ったら、ぜひ参考にしてみてください。三菱UFJ銀行よりも柔軟な審査で法人口座を開設しやすいネット銀行にも触れています。
三菱UFJ銀行の法人口座開設は難しい?必要なものは何?
三菱UFJ銀行の法人口座開設は難しいと思われがちですが、複雑ではありません。こちらでは、手順をもとに必要なものを解説します。
口座開設の手順
口座開設は、以下のステップで行われます。
- 申込情報を入力し、書類をアップロード
- 不備や不足書類の確認
- オンライン面談
- 結果は電話で通知
- 書類の原本を郵送
- 通帳やキャッシュカードが郵送される
開設までには、4週間程度かかります。お急ぎの方は、早めに申込むと安心です。
口座開設に必要なもの
原則として、口座開設には以下の書類が必要です。
- 履歴事項全部証明書(発行から6カ月以内)
- 法人の印鑑証明書(発行から6カ月以内)
- 取引担当の公的な本人確認資料
- 事業について各行政機関等の許認可・届出・登録等が完了済であることを確認できる資料(一部の必要な業種のみ)
さらに、必要に応じて以下の書類の提出を求められる場合もあります。
- 運転免許証
- 旅券(パスポート)
- 個人番号カード
- 在留カード(代表者や取引担当者が外国籍の場合)
書類によっては発行に時間がかかるため、なるべく早めに取り寄せておくのがおすすめです。
三菱UFJ銀行の法人口座の維持費はいくら?未利用だと高い?
公式サイトによると、三菱UFJ銀行の法人口座の管理手数料(維持費)は、年間1,320円です。2年以上未利用の普通預金口座の場合に発生します。
加えて、法人口座のインターネットバンキングサービス「BizSTATION」の利用にも、月額1,760円の料金がかかります。
銀行名 | 口座管理手数料 |
三菱UFJ銀行 | 年間1,320円(※) |
みずほ銀行 | 無料 |
三井住友銀行 | 無料 |
みずほ銀行や三井住友銀行なら維持費は無料ですが、三菱UFJ銀行は、利用せずに口座を保有していると、不必要なコストが発生してしまいます。
三菱UFJ銀行の法人口座を解約する方法|本人の来店が必須
三菱UFJ銀行の法人口座を解約する際は、本人の来店が必要です。解約する方は、以下の流れを確認してみてください。
STEP①近くに店舗を調べる
まず、解約手続きを進めるためには、最寄りの三菱UFJ銀行の店舗を調べる必要があります。公式サイトやアプリを利用すると、簡単に最寄りの店舗を検索できます。
各店舗の場所や営業時間についても、事前に確認しておきましょう。
店舗一覧 | 「三菱UFJ信託銀行 店舗・ATM検索」から確認できます |
電話受付時間(平日) | 9:00~17:00 |
窓口営業時間 (平日) | 9:00~15:00 |
STEP②来店する
店舗を特定したら、法人口座の代表者が直接来店する必要があります。このとき、法人印や身分証明書など、必要に応じて以下の書類を持参してください。
- 届印
- 通帳・証書・キャッシュカード
- 三菱UFJ信託ダイレクト会員カード
なお、上記は個人口座の解約時に必要なものです。法人口座を解約したい方は、店舗に電話して事前に確認しておくことをおすすめします。
STEP③手続きする
店舗に到着したら、口座解約の意志を伝え手続きをします。
担当者が解約手続きの流れを案内してくれるので、指示に従って必要な書類を提出してください。
簡単・柔軟審査・維持費0円「GMOあおぞらネット銀行」の法人口座がおすすめ
GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行とGMOフィナンシャルホールディングスの共同出資により設立されたネット銀行です。
2018年7月に誕生した同行では、個人だけでなく、法人口座のサービスも提供しています。
シンプルで分かりやすい申込方法と柔軟な審査が特徴となっており、条件を満たせば、最短即日の口座開設が可能です。
業界最安級の振込手数料を設定しているだけでなく、口座維持費が無料。コスパのいい法人口座をお求めなら、GMOあおぞらネット銀行がおすすめです。
振込手数料 | 当行宛:無料 他行宛:145円 |
口座維持費 | 無料 |
利用可能時間 | 24時間365日 |
口座開設日数 | 最短即日 |
印鑑 | 不要 |
GMOあおぞらネット銀行なら必要なものも少ない!赤字決算や創業期でもOK
GMOあおぞらネット銀行は、赤字決算や創業期の企業にも優しいネット銀行です。
通常、銀行口座を開設する際には安定した財務状況が求められますが、GMOあおぞらネット銀行の柔軟な審査なら、厳しい条件をクリアしていない企業でも口座開設できる可能性があります。
こちらでは、GMOあおぞらネット銀行の3つのメリットを解説します。
ネット銀行内でも振込手数料が安い
ネット銀行は店舗維持費や人件費がかからないため、メガバンクと比較して振込手数料が安い傾向にあります。
なかでも、振込手数料の安さが群を抜いているのがGMOあおぞらネット銀行です。同行宛の振込は無料となっており、他行宛の振込手数料も145円と低価格です。
銀行名 | 自行宛 | 他行宛(3万円未満) |
GMOあおぞらネット銀行 | 無料 | 145円 |
PayPay銀行 | 55円 | 160円 |
楽天銀行 | 52円 | 150円 |
これにより、特に取引回数が多い企業にとって、経費の大幅な削減に繋がるでしょう。
必要なものが少ない
GMOあおぞらネット銀行の口座開設には、自撮り動画(セルフィー)の申込またはアップロード・郵送による方法があります。
自撮り動画(セルフィー)の場合、本人確認書類と事業内容が分かる書類があれば申請できるので、必要な書類が少なく済みます(※)。
さらに、条件が合えば最短即日で口座開設が可能。24時間365日いつでも取引できるため、忙しい経営者にぴったりなサービスと言えます。
※場合によっては、法人住所の補完書類や外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)に関する確認書などの書類が必要となります。
安心のセキュリティ対策
オンラインでの取引において、セキュリティは非常に重要です。
GMOあおぞらネット銀行は、以下の認証サービスをはじめ、最先端のセキュリティ技術を導入し、顧客の大切な情報を守っています。
- ID認証
- ワンタイムパスワード認証
- トランザクション認証
- 生体認証 など
不正アクセスやデータの漏洩を防ぐための多層的なセキュリティ対策により、安心して銀行取引を利用できます。
まとめ
三菱UFJ銀行の法人口座開設は、オンライン面談や電話での結果通知といった複数の手順を踏む必要があるため「難しい」「面倒くさい」と感じる方も多いでしょう。
法人口座には、管理手数料やインターネットバンキングサービスの利用料が発生するため、なおさらです。
三菱UFJ銀行にハードルの高さを感じたら、GMOあおぞらネット銀行の活用も選択肢の一つに入れましょう。
経営者に優しく、柔軟な審査が期待できるため、ニーズに合わせたサービスを受けられます。