「楽天ゴールドカード会員の家族は、空港ラウンジを使える?」
「楽天プレミアムカードから申し込めるプライオリティパスってどんなサービス?」
旅行や出張で飛行機に乗る機会が多く、空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードに申し込もうか悩んでいませんか。
空港ラウンジを無料で使える楽天カードは、楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードです。
本記事では、楽天カードで使える空港ラウンジを徹底解説します。
海外で使えるラウンジやプライオリティパスについても説明するので、フライトの待ち時間に快適なラウンジで過ごしたい人は、ぜひご覧ください。
楽天カードの空港ラウンジを徹底解説!同伴者の料金
楽天カード会員が空港ラウンジを使うと、同伴者は有料です。同伴者の利用料金は空港やクレジットカードによって違います。
例えば、羽田空港では大人1,100円、中部国際空港(セントレア)では提携カードの有無によって1,200〜1,500円程度の利用料です。
空港ラウンジではソフトドリンクを飲んだり、テレビやマッサージチェアなどを利用できたりします。
仙台国際空港や広島空港などパソコンを使えるラウンジもあるので、急ぎで仕事するときや荷物を減らしたいときに最適です。
空港ラウンジを使えるのは楽天ブラックカード・楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカードで、一般の楽天カードは利用できません。
楽天の家族カードは、本会員と同じ条件でラウンジを利用できます。楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードの家族カードの年会費は税込550円です。
年会費はラウンジ利用料よりも安いため、家族で旅行に行く機会が多い人は家族カードの申込を検討してみてはいかがでしょうか。
楽天カードの空港ラウンジを徹底解説!海外で利用できるラウンジ
楽天カードで使える海外の空港ラウンジは、ハワイにあるダニエル・K・イノウエ国際空港です。以前は、韓国の仁川国際空港も利用できましたが、ラウンジサービスが終了しました。
また、空港ラウンジではありませんが、街中にあるワイキキラウンジとアラモアナラウンジは一般の楽天カードでも使えます。
1枚のカードにつき同伴者5名まで入れて、日本語を話せるスタッフがいるので安心して利用できるでしょう。キッズスペースや最大7日間借りられるベビーカーのサービスが便利です。
ワイキキラウンジには、楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードで使えるトラベルデスクが併設されています。
アラモアナラウンジでは、楽天プレミアムカードと楽天ブラックカード会員が使える専用スペースも用意されており、ゆっくり過ごしたい人に最適です。
楽天カードの空港ラウンジを徹底解説!プライオリティパスとは
楽天ブラックカード・楽天プレミアムカードでは、世界1,400か所以上の空港ラウンジやサービスを使えるプライオリティパスに申し込めます。
空港のラウンジ以外には、関西国際空港の「ぼでぢゅう」や中部国際空港の「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」などで3,400円分の食事代が割引されるのが魅力です。
プライオリティパスには3種類あり、楽天では最もランクの高いプレステージに申し込めます。年会費は469USドルです。
日本円に換算すると、2023年8月時点では68,000円程度かかります。年会費11,000円の楽天プレミアムカードなら、50,000円以上も得する計算です。
楽天プレミアムカード会員の同伴者は1名につき税込3,300円ですが、楽天ブラックカードでは同伴者2名の利用料がかかりません。
楽天プレミアムカードの家族カード会員はプライオリティパスを発行できないので、利用したい場合は本会員に申し込みましょう。
なお、プライオリティパスはクレジットカード到着後に申込が可能、2週間程度で郵送されます。
楽天カードの空港ラウンジを徹底解説!羽田空港・成田空港・国際線の場所
楽天カードで利用できる羽田空港と成田空港の国内線・国際線ターミナルのラウンジの場所は、以下の通りです。
空港名 | ラウンジ名 |
成田空港 | ▼第1旅客ターミナル IASS EXECUTIVE LOUNGE 1 ▼第2旅客ターミナル IASS EXECUTIVE LOUNGE 2 |
羽田空港 | ▼第1旅客ターミナル POWER LOUNGE SOUTH POWER LOUNGE NORTH POWER LOUNGE CENTRAL ▼第2旅客ターミナル POWER LOUNGE NORTH エアポートラウンジ(南) POWER LOUNGE CENTRAL |
成田空港では2023年7月に、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGEの「希和 -NOA-」と「虚空 -KoCoo-」がオープンしましたが、楽天カード会員は利用できないのでご注意ください。
また、羽田空港にある第3ターミナルのラウンジも楽天カードの対象ではありません。
楽天カードのランクによって利用できる空港ラウンジ・サービスが異なる
楽天カードには4種類のランクがあり、クレジットカードによって利用できる空港ラウンジやサービスが異なります。
楽天 カード | 楽天 ゴールドカード | 楽天 プレミアムカード | 楽天 ブラックカード | |
国内・ハワイ 空港ラウンジ | × | 〇 年2回 | 〇 | 〇 |
ワイキキラウンジ・ アラモアナラウンジ (※1) | 〇 | 〇 (※2) | 〇 (※2) | 〇 (※2) |
プライオリティパス | × | × | 〇 同伴者1名につき 税込3,300円 | 〇 同伴者2名まで 利用料なし |
※2:楽天ゴールドカードは、トラベルデスクを利用できます。楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードはトラベルデスクとアラモアナラウンジにある専用スペース「Premium Room」を利用可能です。
4種類の楽天クレジットカードの特徴について、解説します。
- 楽天カード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天ブラックカード
①楽天カード
年会費が永年無料の楽天カードは、100円につき1ポイント貯まるクレジットカードです。
楽天カードの利用代金を楽天銀行から引き落とすと、楽天市場での買い物は最大4倍のポイントが貯まります。
楽天では西友でポイントが最大10倍、すかいらーくグループで3倍といったキャンペーンが開催されているのが特徴です。
楽天ポイントの加盟店は2022年7月時点で500万店舗以上あり、ネットだけでなく実店舗でもポイントが貯まります。
楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードは20歳以上でないと申し込めませんが、楽天カードは高校生を除く18歳以上が申し込めるので、10代でクレジットカードを探している人にうってつけです。
年会費 | 永年無料 |
審査・発行時間(約) | 約1週間~10日前後 |
ポイント還元率 | 1.0〜3.0% |
ポイント利用先(例) | 楽天市場 東急REIホテル ニッポンレンタカー |
国際ブランド | Visa、JCB、Mastercard、アメックス |
入会資格 | 高校生を除く18歳以上 |
ラウンジ | ハワイにあるワイキキラウンジとアラモアナラウンジを利用できる |
②楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカードは、毎年9月1日〜8月31日までの1年間に空港ラウンジを2回使えるクレジットカードです。
楽天ゴールドカードの年会費は、税込2,200円。空港ラウンジは1回につき1,000円〜1,500円程度の利用料がかかるため、場合によっては年2回利用すると年会費以上の特典を受けられます。
また、ETCカードも年会費無料で追加でき、通行料金100円につき1ポイント貯まる便利なカードです。
楽天ゴールドカードがあれば世界38拠点のトラベルデスクを利用でき、パスポートやカード紛失などのトラブルにあったときにサポートしてくれます。
また、楽天証券の投信積立を楽天ゴールドカードで行うと、銘柄の手数料によって0.75〜1.0%のポイントをもらえます。
楽天カードの決済は0.5〜1.0%なので0.25%以上ポイントが貯まりやすいのが魅力です。
年会費 | 税込2,200円 |
ポイント還元率 | 1.0〜3.0% |
入会資格 | 原則20歳以上の安定収入のある人 |
空港ラウンジ | 世界38拠点のトラベルデスクと年2回空港ラウンジを使用できる |
③楽天プレミアムカード
税込11,000円の年会費で使える楽天プレミアムカードは、年会費60,000円以上するプライオリティパスに申し込めるクレジットカードです。
プライオリティパスがあると、世界1,400か所以上の空港ラウンジやサービスを利用できます。また、楽天市場で決済するとポイントが5倍貯まるのもうれしい特典です。
楽天プレミアムカードでは、楽天市場コース・エンタメコース・トラベルコースから好きなサービスを選択できます。
楽天市場コースは毎週火・水曜日に楽天市場での獲得ポイントが増え、エンタメコースはRakuten TVや楽天ブックスのポイント倍率が上がる仕組みです。
トラベルコースでは楽天トラベルのポイント倍率が3倍に増え、手荷物宅配サービスを年2回使えます。
宅配サービスの対象空港は、成田空港・羽田空港・関西空港・中部国際空港の国際線です。空港から自宅に荷物を届けてもらえば、旅の疲れが溜まっていても身軽に帰宅できます。
年会費 | 税込11,000円 |
ポイント還元率 | 1.0〜5.0% |
入会資格 | 原則20歳以上の安定収入のある人 |
空港ラウンジ | プライオリティパスに申し込める |
④楽天ブラックカード
楽天ブラックカードは、買い物や旅行の特典と保険が充実したクレジットカードです。楽天市場で最大ポイントが6倍、楽天トラベルでは3倍のポイントをもらえます。
空港ラウンジを使えるプライオリティパスは、同伴者2名の利用料がかかりません。国内の4つの空港から荷物を運んでくれる手荷物宅配サービスも年2回利用できます。
また、楽天ブラックカードは保険が手厚く、海外旅行保険では最大1億円もの補償が適用。
国内旅行保険は家族も補償対象で、傷害入院保険金が1日につき5,000円、傷害通院保険金が1日につき3,000円支払われます。
さらに、商品購入後から90日以内の盗難や破損、火災などを年間300万円まで補償してくれる動産保険も付帯しているクレジットカードです。
ただ、楽天ブラックカードは楽天からインビテーションが届かないと申し込めません。興味がある人は、ほかの楽天カードの利用から始めてみてはいかがでしょうか。
年会費 | 税込33,000円 |
ポイント還元率 | 1%〜 |
入会資格 | インビテーション |
空港ラウンジ | プライオリティパスは同伴者2名の利用が無料 |
まとめ
楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードは、国内やハワイの空港ラウンジを利用できます。
また、楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードなら、年会費が6万円を超えるプライオリティパスに申し込めてお得です。
クレジットカード名 | 年会費(税込) | 還元率 | 特徴 |
楽天カード | 永年無料 | 1.0〜3.0% | 楽天市場で最大4倍 ポイントが貯まる |
楽天ゴールドカード | 2,200円 | 1.0〜3.0% | 年2回日本・ハワイの ラウンジを使える |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1.0〜5.0% | プライオリティパスに 申し込める |
楽天ブラックカード | 33,000円 | 1.0%〜 | 招待制クレジットカード |
旅行や出張で飛行機に乗る機会が多い人は、楽天カードを持っていると年会費以上の特典を受けられるでしょう。