「クレジットカードを持つメリットとデメリットってなんだろう?」
「クレジットカードって使わない方がいい?無駄遣いしちゃうって聞くんだけど」
クレジットカードを作ろうか考えたとき、上記のようなことを考えたことはありませんか?
まず前提としてクレジットカードは魔法のカードではありません。
メリットばかりのクレジットカードですが、自分次第でデメリットになってしまう可能性もあります。
クレジットカードは注意点さえ守っていれば、学生が持っても主婦が持ってもメリットばかりのものですよ。
この記事ではクレジットカードについてメリット・デメリット、賢い使い方を紹介します。
これからクレジットカードを作ろうとしている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事を読めばクレジットカードに対する不安はなくなって、自分に合ったカードを見つけられるでしょう。
クレジットカードのメリット一覧。知恵袋など
クレジットカードのメリットはさまざまです。代表的なメリットを3つ紹介するので参考にしてみてくださいね。
ポイントが貯まる
クレジットカードは利用するたびにポイントが貯まります。
貯めたポイントは支払金額から値引きしたり、商品と交換したりできてとてもおトクです。
ポイント還元率はクレジットカード会社によって異なるため、自分がよく使うお店やサービスのポイント還元率が高いクレジットカードを使うのがおすすめです。
普通に買い物しているだけでもポイントが付くため、現金で支払うよりもおトクに買い物できるでしょう。
よく利用するお店別にポイント還元率をまとめたので参考にしてみてください。
お店 | 還元率 | |
楽天カード | 楽天市場 | 3~15% |
JCB CARD W | スターバックス | 最大5.5% |
PayPayカード | Yahoo!ショッピング | 2〜5% |
現金がなくても買い物ができる
現金を持たずにクレジットカードだけを持って買い物に行けるのもメリットです。
※現金を持たないときはお店がクレジットカードの取り扱いをしているか事前に確認しておきましょう。
そのため、レジ前で細かいお金を出すストレスがなくなります。
細かいお金を出すのが面倒でお札だけを出してしまい、小銭で財布がパンパンになりがちな人にもおすすめです。
スマホと連携してスマホで支払えるクレジットカードもあるため、そういったクレジットカードを選べばクレジットカードさえ持ち歩く必要がありません。
スマホだけを持って買い物に行けるのはとてもラクですよ。
【スマホ決済できるクレジットカード】
特徴 | |
アメリカン・エキスプレス(グリーン) | 月会費1,100円(税込)。ブランドバッグや腕時計のレンタルサービスなど多彩な特典内容 |
アメリカン・エキスプレス(ゴールド) | 年会費31,900円(税込)。空港VIPラウンジやホテルのアップグレードなど豪華特典が多数 |
dカード | 年会費無料。ポイント対象店舗の多さが使いやすい |
分割払いができる
クレジットカードがあればお金に余裕がない月でも買い物ができます。
「今月使いすぎて手持ちがないけど、これがどうしても必要になった」
「限定品だから今買わないとなくなるかもしれない…でもお金がない」
このようなときにクレジットカードは非常に便利です。
たとえば次の月にお金が入る場合は一括払いで支払ってもいいでしょう。
一括払いが不安な場合は分割払いもできます。
分割払いは2回までなら手数料がかからないところが大半なので、いざというときには2回の分割払いを利用するのがおすすめですよ。
3回以上の分割払いやリボ払いは手数料がかかるので、よく考えてから支払い方法を選んでくださいね。
クレジットカードのデメリット。使わない方がいいと言われる理由
クレジットカードにはもちろんデメリットもあります。これから紹介するデメリットを理解し、損しないようにしましょう。
使いすぎる可能性
クレジットカードは手持ちの現金が減るわけではないので、使いすぎてしまう可能性があります。
現金であれば減っていくのが目に見えてわかりますが、クレジットカードは口座から引き落とされるまでその実感がありません。
そのため、クレジットカードの利用額は把握しておくことが大切です。
たとえば以下のように工夫することで使いすぎを防げますよ。
- クレジットカードのアプリがある場合はダウンロードしておく
- レシートを取っておく
- 支払ったらメールがくる設定にしておく
- 自分で記録を付けておく
特にクレジットカードの使用状況が見られるアプリがあるクレジットカード会社はおすすめです。
私の使っている楽天カードもクレジットカードのアプリがありますが、利用額がカンタンに見られますよ。
アプリをたまにチェックして、使いすぎないようにしましょう。
【アプリがあるクレジットカード】
特徴 | |
楽天カード | 年会費無料。楽天ペイとの両方使いでさらにおトク |
JCB CARD W | 年会費無料。若年層(18歳~39歳)用なので審査がやさしめ |
ライフカード(学生) | 年会費無料。18〜25歳の学生専用カード。誕生月ポイント3倍でおトク |
悪用される可能性
クレジットカードを紛失したり、ネットショッピングに登録したクレジットカードの情報が漏洩したり、そうするとクレジットカードが悪用される可能性があります。
しかし不正利用は基本的に、クレジットカード会社が全額補償してくれます。
たとえばJCBの公式ホームページでも以下のように記載されていますよ。
第三者の不正利用は全額補償
引用:JCB公式ホームページ
紛失登録完了から60日前にさかのぼり、それ以降の損害額を補償します。
安全・安心の全額補償
引用:JCB公式ホームページ
万一、不正利用に遭われた場合は全額補償します。
クレジットカードを紛失する不安がある人は、スマホに連携して支払いができる設定のクレジットカードを選ぶのがおすすめです。スマホで支払いができるクレジットカードについてはこちらを参考にしてみてください。
オンラインショッピングの場合はセキュリティが甘いサイトの使用や、パスワードを使いまわしていて不正にログインされる可能性が考えられます。
不正利用されていないか確認するために、利用明細をこまめに確認しておきましょう。利用明細をこまめに確認しておけば、不正利用されればすぐに気が付けます。
もしパスワードが2重にかけられるなら利用するなど、自分で対策することも大切です。
また、パスワードの使いまわしをやめ、難しいパスワードを使用することもおすすめです。
大文字・小文字・記号・数字をすべて含んだパスワードを設定しましょう。
支払い方法によってかかる手数料
クレジットカードは3回払い以上・リボ払いなどを使うと手数料がかかってきます。
【支払い手数料平均】
手数料(年率) | |
3回払い | 10~13% |
リボ払い | 15%前後 |
1つなら小さな金額でも、何回も繰り返していると手数料だけで膨大な金額になってしまいますよ。
また、大きな買い物をリボ払いにしないように気をつけましょう。リボ払いは毎月同じ金額に手数料を上乗せして払い続ける支払い方法です。そのため、金額が大きいほど手数料がかかってしまいます。
手持ちがないからと「とりあえずリボ払いで」というクセを付けないようにすることや、手数料のかからない2回払いを上手に使うのがおすすめです。
3回払い以上やリボ払いを使うのは最終手段と考え、できるだけ手数料のかからない支払い方法を選択しましょう。
また、意図せずリボ払いになっている可能性もあるため、利用明細はキチンと確認することも大切です。※参照:独立行政法人国民生活センター「リボ払いだったの? クレジットカードの利用明細は必ず確認」
クレジットカードの賢い使い方
ここからはクレジットカードの賢い使い方を紹介します。あわせて注意点についても触れています。あなたが損しないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポイント還元率の高いお店やサービスを利用する
ポイント還元率の高いお店やサービスを利用するのがクレジットカードのもっとも賢い使い方です。
ポイント還元率はクレジットカードによって異なるため、クレジットカードを作る前に確認しておきましょう。
たとえばあなたが楽天市場をよく使うなら楽天カードがおすすめですし、逆にまったく使わないのであれば他のクレジットカードの方がいいでしょう。
以下に、お店によって高還元率になるクレジットカードをまとめてみたので参考にしてみてください。
お店 | 還元率 | |
楽天カード | 楽天市場 | 3~15% |
JCB CARD W | スターバックス | 最大5.5% |
PayPayカード | Yahoo!ショッピング | 2〜5% |
月に使う金額をあらかじめ決めておく
クレジットカードは使った感覚が現金より薄いため、事前に使う金額を決めておくのも大切です。
レシートやクレジットカードのアプリなど、自分のやりやすい方法で使った金額を把握しておきましょう。
「今月はここまで使ったからおしまい」と区切っておけば、使いすぎることはありませんよ。
リボ払いや3回以上で分割払いしない
リボ払いや3回以上の分割払いはできるだけ利用しないようにしましょう。
これらは手数料がかかるため、何回も利用するのはクレジットカードの賢い使い方とは言えません。
おトクにポイントを貯めていても、手数料分を支払っていることで余計にお金がかかっている可能性もありますよ。
どうしてもリボ払いなどを利用したいときでも、返済シミュレーションをして自分がどれくらい手数料を支払うのか考えてから選択してくださいね。
まとめ
クレジットカードはキチンと管理すればとても便利でおトクなものです。
しかしながら、使い方に気をつけなければ余計に手数料を支払うことになったり、使いすぎてしまったりという可能性もあります。
あなたが損しないためにはクレジットカードのメリットとデメリットを知り、賢く使うことが大切です。
ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったクレジットカードを選んでくださいね。