いつも鈴鹿アンリミテッドFCを応援いただき、誠にありがとうございます。
弊クラブ代表の山岡より、ファンの皆様へ重大なお知らせがございます。
山岡より皆様へ
鈴鹿アンリミテッドFC代表の山岡でございます。
この度、誠に遺憾ながら、弊クラブトップチーム所属である藤井竜選手が三重県内に住む女性(既婚者)と不貞行為を行い、その事実が配偶者の方に知れることとなり、慰謝料請求を受けると共に、鈴鹿アンリミテッドFCの即時退団の強要、またそれが出来ない場合は「サッカーを出来ない体にしようか」という脅迫と受け取らざるを得ない行為を受けている事実が発覚致しましたので、この場でご報告させていただきます。
まずこの事件のきっかけとなる藤井選手の不貞行為につきましては、深くお詫び申し上げます。
この度のことは本人のプライベートな部分とはいえ、弊クラブとしましても選手への管理不行き届きを痛感しております。
またファンの皆様へは、リーグ優勝を成し遂げ、JFL昇格を賭けた大事な時期に、多大なるご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
ただ通常、クラブは個人のプライベートに関する内容を公表することは基本的にはありません。
また今回のような不貞行為につきましても、チーム活動時間外ということもあり、必要以上に関与しないのが通例であると認識しています。
ただ今回に関しては、下記事由により公表をしなければいけないとの判断に至りました。
まず最大の事由としましては、上記にも書かせていただきました鈴鹿アンリミテッドFCの即時退団の強要、またそれが出来ない場合は「サッカーを出来ない体にしようか」という脅迫と受け取らざるを得ない行為を受けている事実でございます。
この事実に関しては、既に鈴鹿警察署にも相談させていただきました。
配偶者の方の言動の内容を加味しますと、日々の練習や試合に警護を付ける必要性や、ファン・サポーターの方へ思わぬ形で被害が及ばぬよう選手達と一定以上の距離を取る隔離対策の必要性なども議論に出ました。
一連の色々な可能性を考慮しますと、この事実を公表しないことの危険性を認識することとなりました。
また一方で、今回の出来事が弊クラブの施設でもある選手寮において行われたことがあげられます。
配偶者の方は、藤井選手の部屋に無断で入室し、部屋で暴れる、水を撒き散らす、物を壊すなどの行為を行っております。
もちろん、お怒りの気持ちは重々理解は致しております。
ただこの施設には藤井選手の他5名の選手、コーチが入居しております。
これらの選手の安全も考慮に入れ公表という判断をさせていただきました。
そして、このような内容を明らかにすることは、藤井選手自身の尊厳を傷つける事になることも理解しています。
しかし、結果として藤井選手の軽はずみな行為は配偶者の方を始めとした関係各位、またチーム関係者、スポンサー様やファン・サポーターの皆様に多大なる迷惑をかける結果になったことを真摯に受け止め、深く反省し、自らを省みて改める事が今一番藤井選手に必要な事であると彼自身も理解し、覚悟を決め公表に至りました。
以下、いらぬ誤解や嘘、デマといった風評被害が起こらぬよう今回の不祥事の経緯を記載させていただきます。
(内容に関しましては、藤井選手本人より弊社吉田常務取締役が聞き取りを行い、藤井本人・選手会承諾の上、公表いたします)
【経緯】
9月中旬に、相手女性から藤井選手へ最初のコンタクト
9月下旬に、相手女性が藤井選手の部屋を3回訪問(うち2回不貞行為)
9月末に、相手女性と配偶者の方が藤井選手の部屋に無断入室し、配偶者の方がチームの退団と慰謝料を要求。
なお配偶者の方は下記内容を紙に書き、署名、捺印するよう命令され、その通りに従いました。
①不貞行為を行った旨
②チームを退団する旨
③慰謝料500万払う旨
現在、弁護士と配偶者の方で、本件の終結に向けて話し合いを始めております。
藤井選手より
今回このような問題を起こしてしまい、チーム関係者様、応援・支援してくださる企業様、サポーターの皆さん、そしてチームメイトには本当に申し訳ありません。
そして何より、相手方の配偶者様には謝っても許されることではないと日々反省しております。
本当に申し訳ありませんでした。
私自身、このリリースが出るにあたり退団するということも考えました。
それでも、チームは私にサッカーができる環境を与えてくれました。
こんな問題を起こしておきながら言うことではないですが、まだサッカーがしたいという気持ちが強くありました。
この先色々な事を言われると思います。
色々な事が起こると思います。
それでも覚悟を持って残留を決めました。
今回の事をしっかり反省をし、責任と自覚をもって行動していき、失った信頼を回復できるよう一生懸命努めていきます。
そして、チームにかけた迷惑はこれからサッカーで返していきます。
本当に申し訳ありません。
最後に山岡より皆様へ
今回の件に関しまして、私よりお伝えさせていただきたいことがあります。
今月上旬のある夜に、藤井より電話がありました。
「社長すみません、本当にすみません。サッカー辞めなきゃいけません。アンリミテッド辞めなきゃいけません。本当にすいません。今年こそJFLに昇格させるって約束したのに出来ません・・・」
矢継ぎ早に出てくる言葉をしばらく黙って聞いておりました。
すると、いくつかのやりとりの後、
「社長、助けて下さい! お願いします。サッカー辞めたくないです!アンリミテッド辞めたくないです!助けて下さい。サッカーやらせてください・・・」
その後、事実関係を聞いた後、
藤井には、「自分が何したか、よく考えろよ。お前のしたことはファンやチームのみんなを裏切った事なんだぞ。ましては、お前は被害者じゃないぞ。相手の気持ちも理解しろ。お前は加害者なんだ。まずはそこを考えろ!」
と厳しい言葉を浴びせ電話を切りました。
しかし本心は、救ってやりたい気持ちでいっぱいでした。
今まで、何度も何度も鈴鹿アンリテッドFCは彼に助けられてきました。
今度は私が藤井を救ってやらないと。
その後すぐに顧問弁護士に藤井の代理人として動いて欲しいとの要請をしました。
また辛島監督、堀河キャプテン、曵地選手会長に報告。
彼のやったことは決して許される行為ではない。相手の気持ちも分かる。
でも、ここで見捨てる事はできない。なんとか協力してほしい。
今一度、選手も我々スタッフも襟を正そう。
個々の選手だって、色んな想いがあるだろう。嫌悪感を感じている選手もいるかもしれない。
ただチーム・クラブが一丸となって彼を受け入れなければ、周囲は絶対に納得しない。
とはいえ、一番のご迷惑をおかけしているのは先方の配偶者の方であることは紛れも無い事実であります。藤井の代理人弁護士が、最大限、真摯にご対応させていただき、一日も早い解決を目指させていただきます。
今回の事象を受け、私自身様々な想いが駆け巡りました。
昨シーズンより私は、クラブの存在理由を明確し、活動してまいりました。
「地域の皆様と共に夢を追いかける事ができる」存在価値。「地域の皆様の心を一つにする」存在意義。
JFL、Jリーグ昇格は目標であり目的ではありません。そのためのチーム、クラブの強化が手段となり、指標は、支援者、ファンの拡大である。
そして、「クラブ、チームに関わる人たちの笑顔の輪を拡げる」事がクラブの存在目的であると。
これを実現すべく、既存のクラブとは異なる考え方や手法に挑戦してきました。
母親的な大きな愛を持って応援していただいている、そんなファン層が多いアンリミテッド。
ならば、私自身は父親的な存在で行こうと決め、ある時は厳しくある時は励まし、と選手に接して参りました。
しかしながら、今回の事象を受け、私自身の力不足、努力不足は否めません。
私たち、鈴鹿アンリミテッドFCは多くの子供たちにサッカーを教えています。
子供たちに、サッカーを通じ様々な事を伝えて行くのが、私たちの使命の一つでもあります。
試合にもなれば、子供たちはそれぞれに思い描く自らのヒーロー像と選手を重ね合わせ
目を輝かしながら一心に応援してくれます。
そんな子供たちの期待を裏切ってしまった事を心に刻み、出直すことを皆様にお約束いたします。
今回、クラブとして、多くのファンの皆様、関係各位、スポンサー様にご心配、ご迷惑をおかけいたしました。
誠に申し訳ございません。クラブ内ではございますが、落ち着いた時期に私自身の懲戒処罰を実施いたします。
なお、問題が起こって以降、藤井選手の状態は精神的に良い状態とは言えませんでした。
私の判断により、今日までの1週間、チームと離れ自宅待機としました。明日よりチームに合流予定です。
尚、本日10月12日(金)18時より
「三重交通G スポーツの杜 鈴鹿」サッカー場内第2会議室にて
私、山岡がこの件につきまして、皆様に直接謝罪釈明をさせていただく機会を設けさせていただきました。
この場で皆様からのご意見、ご質問等もお受けいたしますので、ご参加お願いいたします。