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東海社会人サッカーリーグ 第3節 VS FC岐阜 SECOND戦 マッチレポート

2016年5月25日
  • #トップチーム

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5月22日(日)、東海社会人サッカーリーグ1部の第3節が行われ、鈴鹿アンリミテッドFC(以下、鈴鹿)は敵地でFC岐阜SECOND(以下、岐阜セカンド)に4-1と快勝。2試合目にして今シーズン初勝利を手にした。

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開幕戦でヴィアティン三重との三重ダービーを2-2のドローで終えたアンリミテッド。2度もリードを許し、1人退場者を出したことを考えれば、よく追いついたと評していいだろう。続く岐阜セカンド戦は必勝を期し、5月にしては熱すぎる炎天下の岐阜フットボールセンターへと乗り込んだ。

スタメンはGK岡田、DF大村、藤井、野口、藤田、MF渋谷、吉川、堀河、泉、小澤、FW北野。開幕スタメンだった村田と柿本が負傷により欠場したほか、岡田が今シーズン初出場、そしてゲームキャプテンの小澤が負傷から復帰し、先発に名を連ねた。

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その小澤が、早くも存在感を発揮する。開始わずか4分、中盤右で矢野がボールを奪い返し、左に展開。泉がドリブルで持ち上がり、最前線の北野に預ける。北野がダイレクトで落としたボールを、これまたダイレクトでラストパスにしたのが小澤だった。このワンタッチでの素早いパス交換に、岐阜セカンドの守備は付いていけず、抜け出した泉がネットを揺らして鈴鹿が先制に成功する。

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畳み掛けたい鈴鹿だが、岐阜セカンドも簡単には崩れない。鈴鹿が優位に試合を進めつつも、なかなか追加点が奪えない時間帯が続く。そんな状況を打開したのは、またしても小澤だった。26分、左のCKをショートでつなぎ、リターンを受けて右足でクロスを入れる。これがファーサイドに流れた野口の頭にピタリと合い、鈴鹿が待望の追加点を手にした。

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2点リードで試合を折り返した鈴鹿は、後半も立ち上がりにチャンスが到来。52分、右サイドからのFKを小澤が蹴り、ファーサイドの吉川が頭で折り返す。これに北野が呼応し左足を振りかぶるが、DFも必死のタックルで阻止。このこぼれ球を吉川が拾ってゴール右隅へと流し込み、鈴鹿が3-0と突き放した。

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72分、自陣で藤田がボールを失い、カウンターから失点。このゴールで岐阜セカンドが息を吹き返し、鈴鹿は我慢の展開となる。2点リードがあるとはいえ、次の1点が相手に入れば、鈴鹿としてはかなり苦しい状況となる。暑さもあって消耗している中で、鈴鹿の守備陣には高い集中力が求められた。

苦しい時間を耐え抜いた鈴鹿は終了間際、小澤のラストパスから途中出場のパブロがゴール。復帰した小澤が全得点に絡む活躍を見せ、終わってみれば4-1の快勝で今シーズン初勝利を飾った。

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東海リーグは第3節を終え、FC刈谷が唯一の3連勝で単独首位に立った。鈴鹿は1試合消化が少なく、刈谷との勝ち点差は「5」となっている。

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次戦となる第5節は6月5日(日)、AGF鈴鹿陸上競技場(石垣池公園陸上競技場)に藤枝市役所を迎えてのホームゲームとなる。