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東海社会人サッカーリーグ 第4節VS矢崎バレンテFC マッチレポート

2015年6月2日
  • #トップチーム

Rampole game_046

前節、FC岐阜SECONDを相手に今季初黒星を喫したFC鈴鹿ランポーレは、矢崎バレンテFCとのアウェーゲームに臨んだ。Rampole game_046スタメンはGK柴田、DF大久保、榊、村田、大村、MF久保、山之内、鈴木、保﨑、FW北野、パブロ。前節との違いは保﨑がサイドバックからポジションを一列上げ、大村が今季初めてサイドバックとして起用された。Rampole game_063シーズン序盤での連敗は避けたいランポーレだが、前節からの悪い流れが続いているのか、立ち上がりに失点を喫する。9分、左CKのこぼれ球を畑が豪快なシュートで押し込み、ランポーレは出鼻をくじかれてしまう。さらに11分には、右サイドからの折り返しを井口に決められ、立て続けの失点で0-2とリードを許す。

早々に2点を追う展開となったランポーレは左サイドの保﨑を起点に攻め込むが、決定的なチャンスを作りながらも肝心のシュートが枠を捉えられない。

Rampole game_068前半終了間際には、立て続けに決定機が訪れる。右サイド村田のアーリークロスをゴール前でパブロが合わせるが、至近距離からのヘディングはわずかゴールの左へと外れ、本人も頭を抱えて悔しがった。さらには、相手のヘディングでのバックパスを読んでいた北野が至近距離からボレーで捉えるも、ゴール上へと大きく打ち上げてしまう。

後半に入ると、矢崎バレンテはより守備を固めてカウンター狙いの形を明確にする。前に出たいランポーレだが、前半よりも攻め上がった裏のスペースを突かれる形が増え、あわや3失点目を喫するかという場面も見られた。Rampole game_174それでも、54分に久保を下げて矢野が今季初出場、さらには60分にパブロを下げて高さのある近藤を投入したランポーレは徐々に流れを掴み、矢崎ゴールへと迫っていく。Rampole game_164しかし、前半同様にアタッキングサードでの精度を欠き、ネットを揺らすことができない。終了間際、保﨑のFKを近藤が頭で合わせて一矢報いたものの、同点に追いつくには時間が足りず、1-2で敗れ2連敗を喫した。Rampole game_048「立ち上がりの連続失点が今日の敗戦の全てでした」と小澤監督も振り返った通り、サッカーにおいて重要とされる前後半の立ち上がり15分で失点を喫すると、どんなチームでも苦しくなってしまう。2失点とも完全に崩された得点ではなく、集中力や連携の部分でのミスによるもので、大久保も「同じ過ちを繰り返さないようチームとしてコミュニケーションを充分にとって準備していきます」と語っている。2連勝していた頃のように先制点を奪えるかどうかが今後の試合の鍵を握るだろう。次戦の第5節は6月6日(土)、FC刈谷との伊勢フットボールヴィレッジ Aピッチでのホームゲームとなる。さらに6月14日(日)の第6節はChukyo univ.FCとのアウェーゲームと上位対決が続くだけに、東海社会人リーグ1部の連覇を狙うランポーレにとっては絶対に負けられないではなく、勝たなければならない試合が続く。