close

東海社会人サッカーリーグ 第3節VS FC岐阜SECOND マッチレポート

2015年5月26日
  • #トップチーム

_IGA7782

開幕2連勝のFC鈴鹿ランポーレは、今シーズン2試合目のホームゲームにFC岐阜SECONDを迎えた。開幕戦は三重交通Gスポーツの杜 鈴鹿(鈴鹿スポーツガーデン)での開催だったが、この日は石垣池公園陸上競技場での今シーズン初開催。JRJR7961

天候は雨予報を忘れさせる快晴で、過去最多となる634人の観衆が開幕3連勝を狙うランポーレを見守った。_IGA7782

スタメンはGK柴田、DF村田、榊、大久保、保﨑、MF山之内、大村、久保、鈴木、FW北野、パブロ。前節とほとんどメンバー変更はなく、サイドバックの藤田に代わって保﨑が先発した。

対する岐阜SECONDは開幕2試合で未勝利と、背水の陣で石垣池に乗り込んできた。敵地で必勝を期す彼らの気迫に、ランポーレは立ち上がりから押されてしまう。

_IGA7909迎えた12分、右サイドを崩され、スルーパスに抜け出したレオナルドが村田の懸命のタックルをひらりとかわす。保﨑のカバーリングも間に合わず、冷静なシュートが柴田を破り先制点を奪われてしまう。

続く14分には、柴田のクリアを高い位置で拾われ、オフサイドギリギリでスルーパスに反応した藤沢が抜け出し追加点。開幕2試合で先制してきたランポーレだが、早い時間帯で立て続けに2失点目を喫することとなった。

その後もランポーレのリズムは悪く、3失点目を喫していてもおかしくはないピンチを招きながらも、2点ビハインドのまま後半へ。_IGA8662

前節同様、小澤監督はハーフタイムでパブロを交代させ、代わって入ったのは競り合いに強い近藤。この近藤の投入により、最終ラインからのロングフィードが生き、近藤のポストプレーを起点にようやくランポーレにもチャンスが生まれるようになる。

55分、近藤が前線でファールを貰い、ゴール正面でのFKを得る。山之内の2戦連発FK弾に期待がかかったが、惜しくもゴール左へと外れる。_IGA8874

68分、大村の入れたアーリークロスをペナルティーエリア内で近藤が受け、反転してシュート。直後には、近藤のポストプレーから大村がシュートまで持ち込むも、いずれもGKにはじかれてしまう。

一矢報いたいランポーレは攻勢を強めるものの、決定機と呼べるチャンスをなかなか作ることが出来ず、逆にロングボールのカウンターでスペースを突かれ、あわや3点目かという場面も作られてしまう。JRJR8217

結局、スコアは0-2のまま終了。シュート数ではランポーレの3本に対し、岐阜SECONDは15本と大きく差をつけられ、「アタックの面でも決定的なシーンはほとんどなく、自分自身も思うようにプレーができなかった」と試合後に北野が話したように、文字通りの完敗だった。石垣池に詰め掛けた多くのサポーターに3連勝をプレゼントすることは叶わなかったが、下を向いている暇はない。「すぐに次の試合があるので、切り替えて」(小澤監督)再び勝利を取り戻さなければならない。

次戦の第4節は5月31日(日)、矢崎バレンテFCとの藤枝総合運動公園陸上競技場でのアウェーゲーム。また、第5節は伊勢フットボールヴィレッジ AピッチにFC刈谷を迎えてのホームゲームとなる。