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JFL第27節vsFCティアモ枚方戦 監督・選手コメント

2022年10月30日
  • #ニュース

試合後コメント1030

第24回JFL第27節 vsFCティアモ枚方

2022年10月30日(日)13:00キックオフ
たまゆら陸上競技場

 

FCティアモ枚方 1-3 鈴鹿ポイントゲッターズ

(前半0-0後半1-3)

監督コメント

三浦泰年監督

(試合を振り返って)アウェイに来て、このようなサポーターがたくさん集まる中で試合を勝ち抜くことは、簡単なことではないと思っています。そういう中で、先に3点を取ることができて、試合を決めることができたのは良かったと思います。最後の締め方は課題として持たなければなりませんが、ポジティブに、この試合がどうであったかと冷静に考えた時に、非常に良い試合ができたんじゃないかと思っています。

当然、次に向けて課題もありますが、このチームが成長していくために、必要なミスであったり、必要な修正点、問題点だと思いますので、前向きに受け止めて、前進していければと思います。残り試合が3つになりましたが、この試合が一番大事と位置付けていましたので、そういう意味では、しっかり戦えたと思っています。

(カズの初ゴールについて)相手のイージーなミスから得たCKだったので、そういう時に何かが起こるのはサッカーの世界では多いです。止まる時間は集中力が切れがちになります。カズ投入のタイミングをCK前にしたかったのですが、それがレフェリーに受け入れられました。サッカーはちょっとしたタイミングで点が生まれます。あのタイミングで交代をして、止まった時間があり、イージーなミスが起きた。単なる偶然ではなく、こうなるべくして起きたPKだったのではないかなと思っています。僕はPKを見ることができないので、(蹴る瞬間は)後ろを向いていたので見られていないので、後から動画でチェックしたいと思っています(笑)。

(キッカーは決まっていた?)決まっていたわけではありません。カズが蹴ればいいとベンチ側に呟いたぐらいです。ただカズがボールを持っていたし、みんなもそれを望んでいました。生でカズダンスが見られてよかったと、ロッカーでみんな言っていました。

(監督ではなく、兄としての感想は?)ジーンときましたね。本人も点が欲しかったと思います。ただ、カズが現役を続ける、そのこだわりが一番表れているのは、その後にスライディングタックルをしたことじゃないですか。あれができるかぎり、彼はまだまだ現役を続けるなと思います。点を取る喜びは当然、サッカーを続けていく理由の一つだと思いますが、その後、球際でスライディングができる。3-0になって、正直しないでほしいと思いました。怪我が怖いので。それでもチームのために、勝利のためにそれができる。その気持ちが、彼が今も現役の理由だと思います。
 

選手コメント

FW11 三浦知良

(初ゴールについて)まずは鈴鹿ポイントゲッターズのチームメイトに感謝したいと思います。あそこでPKを得てくれて、自分に蹴らせてくれましたし、チームメイトに感謝したいです。たくさんのサポーターの方々も集まってくれて、アウェイにもかかわらず、声援を送ってくれて、サポーターの人たちにも感謝したいと思います。

(念願のカズダンス?)スコアも3-0でしたし、タイミング的には良かったのかなと思います。鈴鹿でいま小学校訪問をしているのですが、子供たちは僕が日本代表で活躍している姿はライブでは観ていないと思います。その子供たちから「カズダンスを見たい」、「教室で踊って欲しい」と言われるんですね。「ゴールを決めないと踊らないものだから」といつも断っていたので、そういう子供たちのためにも今日、ゴールを決めて、踊ることができて良かったと思っています。

(実に5年半ぶりのゴールの嬉しさ?)ゴールできればチームの勝利に直結するわけで、チームの勝利が一番大きいと思います。ゴールの喜びは大きいですが、全てのプレーが大きいと思っています。自分としては、今日みたいに2-0で勝っている局面ではない、1-0で勝っている局面、0-0で競っている局面、0-1で負けている局面など色々な場面での出場がある中で、自分のゴールだけを考えて入っていくことはできません。今日に関しても勝利で終わらせることが一番重要でしたし、身体を張ってディフェンスする必要がありました。そういうプレー一つひとつが大事であり、僕に限らずそうしたプレーの中にもゴールに値するプレーはあると思っています。

(今後の目標?)残りあと3試合。ホームで2試合ありますので、そこをしっかり、どんな試合にも関わりたいと思いますし、先発で出たいと常に思っています。一つでも順位を上がれるように、1試合1試合、やっていきたいですね。公式戦のピッチに立つのはとても大きなことです。このピッチに立つために、自分がどのように準備して、どう過ごすかが大事であり、毎日こだわってやっています。それはしっかりできている思いますし、できていなければここには立っていません。チームの勝利のために、サッカー選手として、これからもやるべきことを続けていきます。

MF19 三宅海斗

(試合を振り返って)前半から後半にかけて修正をし、相手を攻略することができたことは今後に繋がる試合だったと思います。

(今季13ゴール目。得点王も視野に?)決めるべきチャンスを決めることができれば、当たり前のように得点王になれると思うので、全てのチャンスを決め切れるように頑張ります。

(カズさんのゴールについて)カズさん自身、カテゴリーの違いや、練習環境、クオリティの差など、多くの変化が伴ったシーズンだったと思います。ストレスも少なくはなかった中で怪我もあり、苦労する姿を間近で日々みてきたので、今日のゴールはとても嬉しかったです。

(次節への意気込みをお願いします)次節はホームで試合なので、今日の勢いをそのまま持っていけるようにまた1週間頑張ります!!

MF8 海口彦太

(試合を振り返って)前半から相手にボールは持たれている中でもカウンターから多くチャンスを作れていました。そのイメージを持って後半から出場したことが、三宅選手の得点に繋がりました。しかし、試合終盤での失点の部分は自分たちの課題です。受け身にならないで、ゲームを支配する力を更に付ける必要があると思います。

(今季初ゴールについて)これまで多くの決定機を無駄にしてしまったため、嬉しさよりも、ようやく獲れたという安堵感の方が強いです。今日も前節の奈良クラブ戦と同様のチャンスを外してしまったので、決定力を付ける練習をしたいと思います。

(カズさんのゴールについて)まず、仲間のゴールはいつ誰が決めても嬉しいものですが、三浦選手のゴールは言葉では言い表わせれないような格別な喜びがありました。それは、ゴール後のみんなの表情が物語っていると思います。

(次節への意気込みをお願いします)次節のソニー仙台FCは前期の逆転負けの借りを返したいと思います。そのために1週間、やるべきことをコツコツと取り組みたいと思います。そして何より、次節は久しぶりに声出し応援エリアが予定されているとのことで、鈴鹿サポーターのチャントが聴けるのを今から楽しみにしています。次節も共に闘いましょう。

MF33 藤島樹騎也

(復帰戦を振り返って)約100日ぶりにピッチに戻ることができ、チームも勝利し最高の週末になりました。幸せです。この100日間、正直かなりキツかったですが、コツコツ頑張ってきました。チャンスをくれた監督、コーチ陣、チームメイトに感謝しています。個人の改善すべき点がいくつも見えたので、練習から一生懸命取り組んでいこうと思います。

(カズさんのゴールについて)カズさんのPKは毎日練習しているのを見てきたし、絶対入るだろうなと安心して見ていました。一緒に3カ月間リハビリを頑張りましたし、今年に入ってからカズさんの背中をずっと見てきたので、とても感動しました。

(次節への意気込みをお願いします)次の試合はホーム、四日市で試合です。地元・四日市で得点できるよう練習から競争してメンバーに入れるよう頑張ります。