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JFL第26節vs奈良クラブ戦 監督・選手コメント

2022年10月23日
  • #ニュース

試合後コメント

第24回JFL第26節 vs奈良クラブ

2022年10月23日(日)13:00キックオフ
ロートフィールド奈良

 

奈良クラブ 1-1 鈴鹿ポイントゲッターズ

(前半0-1後半1-0)

監督コメント

三浦泰年監督

(試合を振り返って)このような素晴らしい舞台を用意していただいて、奈良でこれだけの人が集まって、いい試合ができたことに感謝するとともに、今は「おめでとう」という言葉が一番じゃないかなと思います。

我々にとっては少し、もったいない試合にはなりましたが、サッカーとはこういうスポーツであり、決めるべきところを決めればまた少し雰囲気が違う試合になったと思います。選手がベストを尽くした結果なので、選手間でしっかり称え合って、すぐ次の試合に向かう必要があると思います。

(奈良にボールを持たせていた?)奈良クラブさんの特長をしっかり掴んで、今日の試合は横にズレることが守備で大事な試合でした。縦にズレて焦って前にプレスをかけるよりも、横ズレをした中で、限定して相手のボールを奪うという形が狙いでした。奪ったボールの精度があれだけ決定的なチャンスに繋げられたのは、戦術的にも狙い通りだったなと思います。

ただ、消耗を減らすには、もう少し自分たちが保持する時間が必要でした。今日の試合に関しては、そこまで欲をかいたわけではありませんので、また次の課題として取り組んでいきます。前半はある意味、パーフェクトな狙い通りの嚙み合わせだったと思います。

1年半の怪我から復帰した和田が、後半頭からは無理だと申告があり、そういう中で勝ち点3をどう取るか。自分の采配でしたが、一つ取られて、引き分けに終わったことは悔しいし残念でしたが、選手は本当に最後までよく戦ってくれました。
 

選手コメント

FW11 三浦知良

(試合を振り返って)前半は鈴鹿がカウンターから上手くチャンスを作って、もっと得点できても良かったと思いますが、後半は奈良クラブが優勢に進めたと思います。僕らにとっては、1ポイント獲れたことは良かったと思っています。

(1万4千人の観衆?)サポーターがたくさん集まれば集まるほど、緊張感のあるいいゲームになりますし、いい雰囲気を作ってくれます。今日はとてもいい雰囲気の中で、これだけのお客さんが集まった中でプレーできて、選手としては幸せだったと思います。年間を通して、奈良クラブがいい順位にいて、残り4ゲームある中で、J3に昇格できる位置にいる。観客動員数のノルマがある中で、奈良の人たちがこうやってみんなで協力し合って集まって、これで観客動員のノルマも超えたと思いますし、奈良全体、奈良クラブの努力の成果ではないかなと思います。

(奈良クラブについて)これだけのお客さんを集められたわけですし、奈良クラブの昇格というものにこれだけの方が興味があるのだと思います。残り4試合、J3昇格に向けて、これで観客動員はクリアできましたけど、J3への昇格が決まったわけではないと思いますので、これだけ集まってみんなが期待をしてくれているわけですから、この後もぜひ緊張感を持って頑張ってもらいたいと思います。

(奈良のサポーターからの歓迎について)JFLに参加して1年目になるのですが、どこに行っても歓迎を受けて、声援を受けるので、自分自身はいつもそれなりに責任を感じながら、いい刺激を貰っていますので、今後もそういう声援に、サッカーのプレーで応えていきたいと常々思っています。

DF4 平出涼

(試合を振り返って)前半は良い守備から攻撃に繋げて数多くのチャンスを作れていましたが、後半は相手のボールの動かしに対して我慢しきれずに失点してしまいました。失点後もなかなか統率しきれずに、危ないシーンを作られてしまったのは改善しなければなりません。

(今季初ゴールについて)ゴールに関しては健人が良いボールを上げて、俊貴が上手く折り返してくれたので、相手より先に触るだけでした。

(次節への意気込みをお願いします)アウェイでの試合が続きますが、次節は勝利を届けられるように頑張ります!応援よろしくお願いします。

MF8 海口彦太

(試合を振り返って)試合展開はある程度、奈良クラブにボールを持たれる時間が長くなることは予想していたので、守備時の距離感や奪った後のカウンターを意識して試合に入りました。その中で、前半のチャンスを自分が決めきれなかった部分が、チームを勝たせる事が出来なかった最大の要因だと思います。

(チャンスの場面について)何度も来るわけではない、限られたチャンスの中で、その好機を決め切ることができない、自分の実力に不甲斐なさを感じます。

(次節への意気込みをお願いします)この悔しさは、次節、勝利することでしか晴らせません。そのために1週間で少しでも成長できるように、コツコツと積み上げていきたいと思います。鈴鹿サポーターの皆様、いつも共に闘って下さり、本当にありがとうございます。これからも共に闘って下さい。よろしくお願いします。

MF18 佐藤和馬

(試合を振り返って)しっかりと1週間、準備してきたことを出すことができました。奈良の攻撃に対しての対応、そして攻撃に転じるまで良い闘いができたと思っています。結果として、昇格を目指すチーム相手に対して勝ち点3を取り切りたかった悔しさはあります。

(古巣・奈良に1万4千人が集まったことについて)思い入れのあるスタジアムに1万4千人もの方が入る光景には驚きました。新体制になってからコツコツと活動されてきたことが結果に結びついていると感じました。ただその中でも懐かしい皆さんに声をかけてもらったことを嬉しく思います。ありがとうございました。

(次節への意気込みをお願いします)鈴鹿の分析は日本でもトップクラスだと思います。相手のことをよく知り、その上で鈴鹿らしさを追及し、心を強く保ち、強かに闘うことができれば結果はついてくると思います。個人的にも地元・大阪での試合ですので燃えています。次節も熱いサポートをよろしくお願いします。