第24回JFL第25節 vsMIOびわこ滋賀
2022年10月16日(日)13:00キックオフ
三重交通G スポーツの杜 鈴鹿
(前半1-2後半2-0)
監督コメント
(試合を振り返って)残留に向けて必死に向かってくるチームを相手に、簡単な試合にならないことは分かっていたのですが、2点を失う苦しい展開になりました。ただ、形を作って点を取るところまで行きつけば、彼らはやってくれると思っていましたし、逆転勝利という形で締めくくることができたので良かったです。ただ、次の相手である奈良クラブは昇格を争うチームですし、今日の前半のような出来だと難しいと思います。
(滋賀は監督も変わって別チームに?)最近の試合を見ても、1試合1試合、メンバーが違えば選手のポジションも変わっています。今日だけではなく、過去4試合では3-4-3もあれば4-4-2もあり、4-2-3-1、4-1-4-1も試していました。どういう形で来るか分からなかったので、トレーニングの中では対応力、順応性を意識して取り組みました。実際、今日の相手は守備を固めて、身体を張って、ハードワークしてという、どの試合も60%以上ボールを保持して、Honda FC相手でも高いボール保持率を持つ滋賀にしては珍しい戦い方でした。最初に2点取られれば、どんな試合でも難しくなるので、しっかり反省をした上で、次の試合に臨んでいきたい。
(1点リードの状況で投入した、カズと佐藤和馬にかけた言葉は?)勝って終わろうと。あの状況では守り切ることが必要でした。弟のカズとは、1分でも2分でも3分でもプレー時間を少しずつ長くしていきたいと話し合っている中で、今日のような展開になると、カズのプレー時間を優先に試合をコントロールするわけにはいきません。チームが勝利するピッチにカズを送り出すという形がここ2試合、できていたので、継続していければと思っています。
(カズの先発の可能性はある?)当然です。ハーフタイム、45分間しっかり戦えるコンディションと、メンタルと、準備ができれば。タフな試合で徐々にプレー時間を増やしていって、前半から行けるという試合が今シーズン、1試合でもあればいいなと思っています。今日でいえば和田篤紀が1年半ぶりの復帰戦でした。彼の使い方として、自分の中で、途中から出すよりも、頭から出して、後半まで持たせることを考えなくていいから、飛ばしてほしいと。1年半、怪我をしてやっていないわけですから、当然上手く行かないことの方が多い。そんな中で45分をトライさせました。同じように、カズが先発で出るときは、後半のことは考えず、とにかく45分間、試合をコントールしてくれと。そういう日が、今シーズンもしあれば、これは最高だねという話はしました。それが次の試合になるのか、最終節になるのかは分かりませんが、トライをしていくのは、現役選手の務めだと思っているので、彼もその準備をしていると思うので、どこかのタイミングで(先発起用できれば)と考えています。
選手コメント
(試合を振り返って)先週の国立競技場で、16,000人のお客さんの前で、自然とモチベーションが上がるような雰囲気で戦うことができて、勝利して。今日は鈴鹿のホームで久々に戻ってきて、先週から今週という中で、雰囲気が国立競技場とは違うので、前半特に、寝ている状態というか、先週とは違うモチベーションでグラウンドに立っていた部分があったと思います。みんなそういうつもりはないのですが、僕の経験上、陥りやすい状況というのがあって。この試合が小さいということではもちろんないのですが、国立とは雰囲気が違いますし、多くのお客さん入ってくれた中で申し訳ないのですが、前半は特にチームが寝ている状態でした。大舞台での試合後に陥りやすい雰囲気に見事にハマってしまったなと。それは選手みんなも認めていますし、前半は上手く行きませんでした。こういうことはあります。前半最後に点を入れたことで、後半立ち直っていけるだろうなと外から見ていて思いましたし、その通りになりましたので良かったです。
(約5カ月ぶりの鈴鹿でのプレー)特に意識はしていませんでしたが、そうですね。(5月15日の)Hodna FC戦で怪我をしてしまって、それ以来ですか。四日市ではプレーしましたが、鈴鹿でプレーするのは5カ月ぶり。ここはここで雰囲気が良く、芝の状態も良いですし。そんな中で逆転勝利できて本当に良かったです。
(先発の可能性?)交代出場で7試合目になると思うのですが、出場時間が最長でも国立でロスタイム合わせて20分。そう考えると、この先5試合でスタメン出場というのは少し難しいのかなと。15分、30分、と徐々に伸ばしていければよかったのですが。途中出場とうのはいつ出るか、プラン通りにはいかないので、予想よりも時間がかなり少なくなってしまいました。ただ5分でも、15分でも、45分でも、90分でも、準備段階は変わらないので、コンディションをどこまで上げらるか、僕自身、予想もつかないので。次あたりでどのくらい出られるかによりますけど、残り5試合、どうなりますかね。何とも言えませんね。
(試合を振り返って)個人として試合を通してミスが多く、消極的なプレーが多かったです。2失点とも自分のミスからの失点だったので、何とかして取り返さないといけないという気持ちでした。ただ前半はなかなか修正することができませんでした。そんな中、前半終了間際の上田選手のゴールで1点差で試合を折り返せたことは大きかったと思います。結果的に自分のゴールでチームの勝利には貢献できましたが、個人としてはすごく課題の残る試合になりました。もっと細部にこだわってプレーの質を高められるようまた準備していきます。
(今季初ゴールの同点弾について)ゴールの数分前に監督から「フリーキックのシーンでキーパーの位置を見てロングシュートを打つように」と言われていました。自分自身、消極的になっていたので、トラップした時には思い切って打つしかないと決めていました!その思い切りが初ゴールにつながって良かったです。
(サポーターにメッセージをお願いします)いつも応援ありがとうございます。次節の奈良クラブ、ティアモ枚方とアウェイの試合が続きますが、引き続き応援よろしくお願いします。
(試合を振り返って)国立競技場でプレーしたことがみんなの自信になったことは良いことだと思いますが、少し過信や慢心のような雰囲気が今日の試合では感じられました。自分たちはプロのカテゴリーではないので、自分も含め初心に戻り、もっとハングリーにプレーする必要があると思います。
(逆転ゴールの場面について)今日の試合はボールを触る回数が少なく、個人的にフラストレーションの溜まる展開でした。ゴール前でボールを受けることができれば足を振り抜くと決めていたので、それがゴールに繋がってラッキーでした。
(サポーターにメッセージをお願いします)スタジアムに来てくれた人たちが笑顔で帰れるように、もっと観ている人を楽しませられるように頑張ります!!残り5試合、一緒に闘いましょう!!
(試合を振り返って)前半から難しい試合展開となりましたが、全員が最後まで諦めることなく、逆転勝利をすることができて良かったです!
(反撃の狼煙となる今季初ゴールについて)良い時間にゴールを取ることができて良かったです。これまでの試合でもゴールを決めるチャンスというのはたくさんあったので、やっと決められたなという感じです。残り5試合もたくさんのゴールに関わって、チームを勝たせられるように頑張ります!
(サポーターにメッセージをお願いします)いつもたくさんの応援ありがとうございます!ここ数試合、サンガスタジアムや国立競技場という素晴らしい環境の中でプレーをさせていただきましたが、鈴鹿での試合はより特別な感情や雰囲気があり最高でした!それもすべて、ファン、サポーターの方々のおかげです。今シーズンも残り5試合となりましたが、最後まで共に戦いましょう!
(約1年半ぶりとなる復帰戦を振り返って)またピッチに戻ることができて本当によかったです。今回の怪我でたくさんの方々にサポートしていただき復帰することができて、感謝の気持ちでいっぱいです。個人的には全く納得のいくプレーではなかったので、最後勝ち切ってくれたチームに感謝です。
(サポーターにメッセージをお願いします)リハビリ中も僕の復帰を信じて待っていてくれたサポーターの皆様には本当に感謝をしています。シーズン残り少ないですが、結果を出せるように頑張ります。