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JFL第24節vsクリアソン新宿戦 監督・選手コメント

2022年10月10日
  • #ニュース

試合後コメント1009

第24回JFL第24節 vsクリアソン新宿

2022年10月9日(日)13:00キックオフ
国立競技場

 

クリアソン新宿 0-1 鈴鹿ポイントゲッターズ

(前半0-0後半0-1)

監督コメント

三浦泰年監督

(国立での試合を振り返って)前半、攻撃のところで形を作ることができていましたが、決定的なシーンを決めきることができませんでした。全体的に相手陣地で攻撃を仕掛ける時間が少なかったのですが、後半は少し前でキープすることができて、しっかりとしたゲームができたと思います。ここ数試合、勝てていなかったので、何とか勝ち点3を取り切ろうとまとまり、集中して戦えたのではないでしょうか。

前期で戦ったクリアソン新宿(の強さ)を知っていますし、分析スタッフからも「どうしてこの順位にいるの?」と言いたくなるくらいのデータや、特長を聞いていました。ただサッカーの世界では、いいサッカーをしても、順位に反映されないことがあります。我々との勝ち点差もある中で、その違いをどう表すことができるか。彼らとの、ちょっとした違いを結果という部分で示すことができたと思います。まだまだ内容であったり、観に来てくれた人を喜ばせるような魅力的なサッカーには届いていないかもしれませんが、サッカーの聖地で勝てたことを勢いに変えられるよう、残り試合に向かっていきます。

(4試合勝利がない中で、何を修正してきたか?)修正だけではなく、継続していく部分と、プラスアルファを求める部分があります。前節の東京武蔵野ユナイテッドFC戦は、その前の3試合とは違うトライができたので、今日も次につながる試合になるんじゃないかと期待しています。守備を構築するために攻撃のアプローチを欠かさないように、攻守を切り離さずにやっていくことも選手たちと共有してきました。

(この晴れ舞台での勝利は自信に繋がる?)お互い、この後オフがあると思うのですが、そのオフの過ごし方が非常に大事だと選手に伝えてきました。ここで油断する、慢心するような選手がいれば、次の試合ではそういう試合になってしまうと思います。難しい試合で、“聖地”国立で勝てたことを勢いにしていくためには、彼らがこのオフでどう生活するか、次のトレーニングにどう準備して現れるのか。そこでコンディションが崩れているような選手がいないようにしていくことが大事だと思っています。
 

選手コメント

FW11 三浦知良

(国立での試合を振り返って)今日は1-0で勝っている局面で、途中から入る選手にとっては難しいのですが、とにかく失点しないように、賢く戦わなければいけないと思って入りました。守るだけではなく、攻撃のチャンスも作りたいと思っていましたが、ああいう局面でゴールをすることばかりを考えると守りの部分に穴ができてしまうので、そのあたりは気を付けながら、慎重にプレーしました。

(カウンターで惜しい場面があった?)いいところでちょうど自分がポジションを取ったときにボールが転がってきて、海斗と健人と理想的なカウンターができました。3人でゴール前まで行けたのは収穫だと思います。最後、ボールが通ってフィニッシュできればよかったのですが、それは次の課題ということで、次にチャレンジしたいです。

(国立でのプレー?)新しい国立では初めてでしたが、国立の試合は重みがあるなと感じます。Jリーグの試合や国際試合もやっていますが、サッカー界として国立に新たな歴史を作って行けたらと思います。今日はJFLの最多入場者数を更新したとのことで、クリアソン新宿の皆さんの努力の成果だと思いますし、JFLの試合でもこれだけ人が集まって、このような試合ができたのは一つの歴史だと思います。こういう機会を作っていただけたら、選手としてはモチベーションが上がりますし、プレーできた選手は喜んでいました。

(ピッチに立った際の気持ち?)ベンチにいたときはいつもと変わらない気持ちでしたが、ピッチに立ってからだんだん気分やリズムが取れてきて、気持ちよくプレーできました。短い時間でしたけど、次につながる試合が自分自身できたと思いますし、新しくなった国立でプレーできたことはとても嬉しく思います。

(初ゴールが待ち遠しい?)チームが勝利を重ねることが大事だと思っています。今はJリーグライセンスが停止していて、それをクラブとしてもう一度手に入れるために、僕らができることはやはりピッチの上でハードワークして、結果を残して、結果を鈴鹿市民、三重県民の皆様に示すことで、Jリーグに上がる機運にしたいと思っています。自分たちの力を示す機会、そのための残り6試合にしたいです。

MF40 松木駿之介

(国立での試合を振り返って)まずはこの舞台を用意するために動いてくださった皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。その感謝の想いをピッチで、結果で表現しようと意気込んでいたので、勝利という結果に満足しています。サッカー人にとって国立は夢の舞台でもあるし、JFL史上最多の16,218人もの観客の前でプレーすることができ、記憶に残る試合になりました。

(2試合連続ゴールについて)自分自身のパフォーマンスに納得がいっていなかったので、ハーフタイムに「ゴールしかない」と自分に言い聞かせました。ハングリーに、もっとハングリーに。残りの試合も鈴鹿のためにゴールを決められるよう走ります。

(次節、久々の鈴鹿での試合に向けての意気込み)“ホーム鈴鹿”で試合ができることにワクワクしています。足を運んでくださる皆さまに「最高の週末」を届けられるよう、ひたむきに頑張りたいと思います。

DF18 佐藤和馬

(国立での試合を振り返って)夢のような舞台でした。JFL11年目にして、JFL史上最多となる16,000人以上の方が見守る新国立競技場でプレーできることは、本当に特別な時間でした。そして、勝利しみんなで喜べたことが、さらにキャリアの中でも特別な試合となりました。クリアソン新宿の関係者の皆さん、そしてカズさんに本当に感謝です。

(今季初先発について)去年の契約更新の時、ヤスさんに「FWで勝負したい」と伝えました。試合に出られずポジションも変わる中、自分らしさをどのポジションであっても出そうと9ヶ月続けてきたことが、今日の初スタメンに繋がったと思います。そして、それを見ていてくれた方がいたということを改めて感じ、またコツコツと次に向けて頑張ります。

(次節、久々の鈴鹿での試合に向けての意気込み)5試合ぶりの勝利とアウェーでの闘いに苦労しましたが、次はホーム鈴鹿!今節できたようなチームでの粘り強い闘いを、次節に繋げますので熱いサポートをよろしくお願いします。

GK23 岩脇力哉

(国立での試合を振り返って)まず、素晴らしい環境、新国立競技場という舞台を準備してくださったクリアソン新宿の関係者の皆さまに感謝したいです。ありがとうございます。外観から圧倒されました。そしてロッカールーム、ピッチから見た景色…全てが圧巻でした。そして、日本のレジェンドであるカズさんと新国立競技場でプレーできたことは、僕の人生の中で素晴らしい時間となり、1-0での勝利。サポーターに勝利を届けられて格別です。

(久々の無失点について)試合を見て下さった方はわかると思いますが、本当にみんなが走って身体を張ってくれたので、ほとんどシュートが枠内に来ませんでした。みんなに感謝したいです。

(次節、久々の鈴鹿での試合に向けての意気込み)本当に久しぶりの鈴鹿での試合。みなさんようやくですねー!盛り上げる準備できてますか?F1のように、鈴鹿をサッカーで盛り上げて行きましょう!!