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JFL第20節vsヴィアティン三重戦 監督・選手コメント

2022年9月5日
  • #ニュース

試合後コメント0904

第24回JFL第20節 vsヴィアティン三重

2022年9月4日(日)15:00キックオフ
四日市市中央陸上競技場

 

鈴鹿ポイントゲッターズ 2-0 ヴィアティン三重

(前半0-0後半2-0)

監督コメント

三浦泰年監督

(試合を振り返って)ダービーですので当然、タフな試合でしたが、まだまだ夏の暑さが残る中で、選手たちは90分間集中して、しっかり勝ち点3を獲るようなサッカーをしてくれました。次につながる試合になったと思います。ここ数試合で、攻撃の形であったり、決定的なシーン、ボックス内、ペナルティーエリアの中で足を振る作業が増えたと思います。当然、そうしたチャンスをすべて決め切りたいという欲はあるものの、この辺りはしっかり、相手のやりたいことがある中で、我々のやりたい形を出せるように。コツコツと、そういう作業を積み重ねていくことが大事だと思います。次はアウェイが3試合続くハードなスケジュールですので、また次の試合に切り替えて一生懸命やっていきます。

(5バックシステムの意図?)選手が迷わず躍動し、自ら考えるようになるための形を開幕から模索し続けて、色々な組み合わせを試してきた中での、今のシステムだと思います。僕はこんなシステムを良く知っているから、得意だからこのシステムでやりたいというのは、12年前に監督を始めてから一度もありません。僕が一番気にしているのは、選手が躍動するか。ベンチを見なくても自ら判断して動き出せるか。それができるシステムは何か。相手もあることなので、それがシーズン中ずっと続くわけではないですし、その都度、その都度、何ができるかをトレーニングで確認して、変化させ、またはそれを継続していく。そういう作業を繰り返しやってきた結果が今のシステムになっているというだけです。

(カズの復帰?)アクシデントがあって、予定していた出場時間よりは少し長くなりましたが、快勝に貢献する時間をしっかり、彼自身の経験から来る動きをしてくれたので、僕自身も嬉しく思っています。試合前は「点が取れそうなときに使おうと思う」と伝えました。我々のペースになり、後は点を取るだけだという時に、起用するタイミングがあればと思っていたのですが、2点リードという状況でしたし、これだけ長い期間、ゲームから離れていましたので、今日の試合は最後の締めのところだと思っていました。そういう中では一番いい状況、2点リードの状況でカズを起用することができ、また勝利したピッチの上にカズが立っているというのが、僕としても非常に誇らしく、眩しかったです。

(次戦もメンバー入り?)このあとアウェイでの連戦になってきて、移動の手段も異なりますので、彼のコンディション、疲労や出場時間を考慮しながら、ベンチ入りさせるのかどうかも含めて、コミュニケーションを取って決めていければと思います。
 

選手コメント

FW11 三浦知良

(復帰について)この3カ月間、リハビリをやっている中で、サッカー選手なので怪我は仕方ないとはいえ、早くピッチに立ちたいと思っていたので、今日こうやって素晴らしいダービーの試合で、残り15分近くプレーできたので、関係者の皆さんに感謝しています。また非常に多くのサポーター、ファンの方々がとてもいい雰囲気を作ってくれて、ホームで、このダービーで、2-0で勝てたというのが大きなことだと思いますし、こういう雰囲気でサッカーをできるということが本当に幸せなので、それを作ってくれたのはサポーターの方々だと思うので、本当に感謝したいです。

(リハビリ中に大変だったこと?)5月15日に怪我をして、本来ならば6月15日に戻れる予定だったのですが、再発してしまいました。ドクターからのゴーサインが出た時に再発してしまい、その時はちょっとガクッとしてしまいました。また時間かかるなと。検査した結果、再発の方が悪かったので、時間をかけた方がいいというドクターの判断もあり、その後はもう切り替えて、早く戻りたいなと思いながら、今日こうしてたくさんのファン、サポーターの前でプレーできたのは、色々な人が関わってできたことですので、感謝したいと思います。

(試合後の三浦監督との会話?)監督の立場で言うとやはり2-0という怖い状況の中で、どの選手をどう使うか、交代メンバーについては非常に難しいスコアだと思います。終わった後に、難しい選択ではあったけれど、ザト(中里)にしても僕にしても、役割を果たしてくれたという、労いの言葉でしたね。

(完全復活へ向けて)次また何分出られるかはわかりませんが、少しずつ時間を伸ばしていきたいとは思っています。練習もハードにこなしてきて、今週は最大級に負荷をかけてきたので、あくまでドクターの見解と僕の感触ですが、(怪我が)悪くなることはないと思います。

(プレーできる時間?)今は10~15分くらいかなと。45分できなくもないですが、焦る必要はないと思っています。10月に向けて、10月にはもっと長い時間プレーできるようにしていきたいです。

MF19 三宅海斗

(試合を振り返って)前半から多くのチャンスを作っていましたが、決めきることができずチームに負担をかけてしまいました。ただ、今日の試合に関しては絶対に決められるという自信があったので、後半のチャンスを決めきることができて良かったです。

(ゴールシーンについて)5-4-1というフォーメーションになってから、コンビネーションの中でそれぞれの個性を活かすパスやドリブル、時間を作ったりスペースの有効活用が共有理解できて、それが今日の試合では多く表現できたと思います。最後に決めるべき人間が決める。それが僕の仕事だと思っているので、みんなの繋いだボールを全てゴールに決められるようにもっとハングリーに練習に臨みたいと思います。

(ダービーで勝つことの意味は?)ダービーは、海外では街と街の戦争で、足が取れても腕がなくなったとしても命ある限りチームのために闘うのだとか。言い過ぎかもしれませんが、海外での経験からダービーという試合がどれだけその後のチームに大きな意味をもたらすかを肌で感じ、ダービーという試合は絶対に負けてはならないし、最低条件が勝利であると学びました。そういった色々な意味合いの含まれた今日の試合での勝利は、我々にとって残りのハーフシーズンへ大きな追い風になったと思います。

(サポーターへメッセージ)残りの試合も少なくなってきましたが、1試合1試合、勝つために死に物狂いで闘っていきます!!ここからアウェー3連戦!!全勝で鈴鹿に戻って来られるように頑張るので、鈴鹿からたくさんの応援よろしくお願いします!!

DF3 今井那生

(試合を振り返って)ホームのダービーですし、前期は相手のホームで完敗をしてしまったので、なんとしても勝ちたい試合でした。勝ててよかったです!

(今季初ゴールについて)チャンスはずっと前からあったにも関わらず、決められてなかったので、決められてよかったです!

(5試合連続完封について)前の選手が献身的に守備をしてくれているのと、守備の戦術理解がだいぶ深まり、結果に出ていると思います。ですが、もっと良くなると思うし、相手のシュートを0本に抑えられるように日々の練習から突き詰めていきたいです。

(サポーターへメッセージ)ダービー勝利は3年目でも格別で最高です!皆様の応援のおかげで勝てました!いつもありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします!

DF6 上田駿斗

(試合を振り返って)もちろんどの試合も大事ですが、ダービーというのはその中でも特別大事な試合です。前期アウェイで大敗したので、今回勝利で終われたことはとても嬉しいです。

(アシストの場面について)前半からシュートのチャンスを外していたので、アシストではありましたが少し貢献できて良かったです。アシストの場面は正直、中の状況は見ていませんでした。分析の中でマイナスのマークが緩いということをミーティングしていたので、思い切ってマイナスにクロスを上げました。あとは決めてくれた海斗くんのおかげです。

(ダービーで勝つことの意味は?)ダービーは選手だけでなく、サポーターの方もいつも以上に気合いが入ると思います。その試合に勝つということはやはり、どの試合よりも喜びが大きいと思います。

(サポーターへメッセージ)いつもたくさんの応援が力になっています。ありがとうございます。ここからの試合、攻守において躍動するので注目してください!

MF25 前田柊

(試合を振り返って)前半は相手にボールを持たれる時間や、ディフェンスがうまくいっていない感覚もありましたが、無失点に抑えることができ、選手全員が自信を持ってプレーできていたと思います。後半は攻撃のチャンスが増えて、1点だけで終わらず、追加点が取れたことも試合運びの中で大きかったです。暑い中で足をつる選手も出て、本当に全員で勝ち取った勝利だと思います。

(地元出身として、ダービーで勝つことの意味は?)地元出身として、どうしても勝ちたかったのでとても嬉しく思っています。ダービーで気持ちが入らないわけがなく、全員の気持ちが結果に繋がったのかなと思います。内容云々ではなく、泥臭くてでもいいから勝ちに行こうと話していたので、勝てて良かったです。たくさんの子供たちが見に来てくれていて、1人でも多くの子供がサッカーを好きになってくれたら嬉しいです。

(サポーターへメッセージ)いつも応援ありがとうございます。残りの試合も勝てるように精一杯頑張ります。これからもたくさんの応援をよろしくお願いします。ぜひ、25番を推してください。

GK23 岩脇力哉

(試合を振り返って)僕自身、今年初めての三重ダービーになりました。前節、不甲斐ない試合だったので、今日は必ず勝つと1週間準備してきたので勝ててよかったです!!前半、決定的なチャンスは鈴鹿の方が多く、なかなか決められない中、守備陣も集中してゼロに抑えることができました。後半を迎え、セットプレー、カイトの得点と点を取ってくれて、僕たち守備陣もゼロに抑えることができたのでよかったです。

(5試合連続完封について)たくさんの人から「すごいね」と言われてとても嬉しいです。ですが、本当にDFライン、ボランチ中心に身体を張った守備をしてくれているおかげだと思っていますし、とても感謝しています。

(サポーターへメッセージ)場内インタビューが長引いた中でも、僕たちの挨拶を待っていてくれてありがとうございます!!勝つって最高ですね!!まだ、試合が続くのでまた皆さんの笑った顔が見れるように練習から頑張ります!!

ファイヤー!!!