close

JFL第14節vs奈良クラブ戦 監督・選手コメント

2022年7月3日
  • #ニュース

試合後コメント0702

第24回JFL第14節 vs奈良クラブ

2022年7月2日(土)15:00キックオフ
四日市市中央陸上競技場

 

鈴鹿ポイントゲッターズ 0-4 奈良クラブ

(前半0-3後半0-1)

監督コメント

三浦泰年監督

(試合を振り返って)昇格の懸かった大事な試合と同じくらいの気持ちで準備をして試合を迎えましたが、サッカーの怖さと言いますか、普通の失点であればそこまで落ち込むようなことがない場面で、我々の選手にとってはメンタル的に非常に落ち込む可能性が出るようなジャッジからの失点。またそれを立て直すことができない、準備してきたことができないメンタルと動き。ただ、勝っても負けても嬉しいとか、悔しいという感情はその瞬間ありますが、勝敗に関係なくすぐに次の試合をどうしようかと考えます。前半で少し壊れてしまった中、どうやって立て直すか、どういうことが起きたかを分析して、次に向かいたいと思います。次、幸いなことに試合は0-0から始まりますので、上手く戦えるように準備していきたいです。

(ピッチ外の部分で注目される中での試合だった?)クラブのガバナンスが整っていくとか、クラブの収支とか、クラブが色々な意味で組織的になっていく、会社が働きやすい環境になっていくというのは、どう考えても時間がかかるものです。そうした中で、一番最初に結果を示せるのが、僕の預かっている「試合」だと思っていたので、こういうことがあった一発目の試合だったので、どうしても勝ちたかった。勝ったからといってクラブがどうなるわけではないのですが、現場だけは、チームだけは、選手だけは、まだ終わっていないんだと示せる唯一の場が試合だと思ったので、そういう意味では非常に勝ちたい試合でした。選手の頭の中にも、そういう大事な試合だということは入っていたと思いますので、彼らにとってはストレスや不安あったかもしれませんし、こういったピッチ外で起きたことに対する経験値もないですし、彼らはJFLの選手であり、働きながらプレーしているという中で、非常に難しい試合だったと思います。ただ、プロを目指す選手であり、クラブですから、そこが言い訳になったり、人のせいにしたりは決して許されないので、しっかり受け止めていかなければいけないと思います。これが今の自分たちの力なんだと。今日の敗戦を認めて、次に向かっていかなければなりません。

(百年構想の件について)私は現場の監督でもあり、このタイミングで代表取締役GMに就任してクラブを代表する立場でもありますので、まずこの試合をいかに集中して戦えるかを考えて臨みました。ガバナンスの改善、ステークホルダーの支援継続という課題が出た中で、新株主、新オーナーが決まっていないということで今回は失格という形になりました。ただ、今まではどこをどうすればどうなるのか分からない中で進んでいましたが、これでどういうことをすれば百年構想を貰えるようなクラブになっていくという道筋が明確になりましたので、しっかり進んで行きたい。同時に、今シーズの昇格はないとはいえ、チームを目標である4位以内にすべく、残しのシーズンを消化試合にしないで戦っていきます。11月の再申請に向けて、ハッキリした道が見えてきました。今は監督に集中できる環境になったと思っていますので、監督業に集中しながら、11月に向けてしっかり準備していきたいと思います。
 

選手コメント

MF18 佐藤和馬

(試合を振り返って)百年構想クラブの件があり、再出発と位置づけ、心を強く持ち試合に臨みましたが、結果として敗れてしまいました。ベテランとしてもその士気の部分を心がけていましたが不甲斐ない結果になり責任を感じています。

(今季初出場について)9カ月ぶりの出場となりました。メンバー外の時間はピッチがとても遠く感じ、苦しい時間もありましたが、出場の瞬間の拍手にそれらは全て吹き飛びました。今日はそのメンタルの部分での選出もあったと思いますが、結果としてチームを機能させることができず悔しい結果となってしまいました。

(次節に向けた意気込み)ライセンスがない頃からも支えてくださっているスポンサーやファン・サポーターの皆さん、在籍した選手など、これまでの歴史を支えた方々に再出発の勝利をあげられるよう、チーム一丸となり勝利を目指します。アウェーでの闘いとなりますが、引き続き熱いサポートをよろしくお願いします。

MF27 日根野達海

(試合を振り返って)0-4という数字が全てだと思います。技術、運動量、強度全てにおいて相手チームが上回っていました。去年のこの時期に試合コメントさせてもらったのですが、勝ちに偶然の勝ちあり、負けに偶然の負けなしという言葉のように、負けには必ず原因があり、このような結果は決して偶然ではなく、必然だと思います。自分自身にベクトルを向け、変わらなければいけません。

(今季初のフル出場について)フル出場しても、もっと内容にこだわっていかなければなりません。90分とアディショナルタイムの中で最後までチームのために走り続ける力をもっとつけていきます。

(次節に向けた意気込み)暑い中応援ありがとうございました。切り替えて次節勝利できるよう、練習からもっとこだわっていきます。引き続き応援よろしくお願いします。