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公益財団法人日本サッカー協会からの懲罰処分について

2022年4月6日
  • #ニュース

midashi

いつも鈴鹿ポイントゲッターズ(以下「弊クラブ」と呼称いたします。)をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

昨日、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)から発表がございましたとおり、弊クラブ、及び役員に対して、JFAから懲罰の処分が決定いたしました。弊クラブのサポーターの皆様、スポンサーの皆様、その他関係者ご一同、スポーツ、サッカーに関わる全ての皆様に多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。

懲戒処分の具体的な内容及び懲罰事由の詳細については、下記URLをご参照頂ければと存じます。
https://www.jfa.jp/about_jfa/sanction/news/00029370/

今回、懲罰の対象となりましたのは、弊クラブ及びチーム運営会社である株式会社アンリミテッド代表取締役社長吉田雅一(以下「吉田」と呼称いたします。)、同社支配株主である西岡保之氏(以下「西岡氏」と呼称致します。)です。

懲罰事由は、主に2020年11月29日のJFL最終戦(第30節)ソニー仙台との試合前に行われた2回のミーティングにおける、西岡氏、元執行役員の言動、及びそれに付随する吉田の言動や対応です。

弊クラブといたしましては、この度のJFAの判断を重く受け止め、今回の事件の原因となった弊クラブ法人の資本構造的な問題(個人の株式保有率が98.5%と突出して高いため株主としての影響力が非常に大きい点、クラブの運営執行に関わる人材の適正の判断、採用体制及び評価基準が未熟であった点、その他組織の意思決定に対して内部、外部両面からの統治機能の不全等)を改善すべく、弊クラブのガバナンス体制の刷新構築を進めております。

なお、JFAの懲罰通知において「最後に、本件において、チーム幹部からの指示であったにもかかわらず、それを毅然と拒否し、試合のインテグリティを保全し、全力でプレーした選手及び監督の勇気ある行動は称えられるべきものであり、当委員会として選手らと監督に対して、敬意を表することを付言する。」とある通り、この度の懲罰は監督や選手らとは無関係であり、全て経営陣側に責任がございます。日頃から全力でプレーしている選手、監督を始めとする現場スタッフらに混乱を与えてしまったこと、サッカーに限らずスポーツ対する信頼や高潔性の維持に疑義を生じさせてしまった責任の重大さを深く反省し、今後二度とこのようなことが起きないようガバナンス体制の構築、強化、経営陣を始めとする全職員の教育を徹底し再発防止に努めます。

また、同事情に鑑み、弊クラブの所属選手らへの影響が及ばない形での懲罰をご選択いただいたJFAのご配慮、そして未熟な弊クラブ経営陣に対し毅然とした態度で対応し結果的にクラブを救ってくれた当時の監督、スタッフ、選手一同にもこの場を借りて感謝すると同時に謝罪させていただきます。

最後に改めまして弊クラブ関係者、サポーター、スポンサー、リーグ及び協会関係者、スポーツ、サッカーに関わる全ての皆様に、大変なご心配をお掛けしたこと心よりお詫び申し上げます。必ず信頼を取り戻せるよう抜本的に改革を行ってまいりますので誠に勝手ながら引き続き、変わらぬご支援を賜れますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

株式会社アンリミテッド