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東海社会人サッカーリーグ 第1節VS長良クラブ マッチレポート

2015年5月12日
  • #トップチーム

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5月10日(日)、FC鈴鹿ランポーレに関わる全ての人が待ちに待った開幕戦の日。天候は暑いくらいの快晴で、強風だけが試合に影響しないか懸念された。
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Honda FCとの共同開催ということで、13時から日本フットボールリーグ(JFL)の試合が行われ、東海社会人リーグ1部は16時キックオフというスケジュール。それでも、JFLの試合前からランポーレブースを訪れるサポーターもいた。

Honda FCの試合はスコアレスドローに終わったが、1,496人もの観客が来場するなど“鈴鹿開催”は賑わっていた。

そして迎えたランポーレの開幕戦。今季より1部に昇格してきた長良クラブを相手に、東海王者がどのような試合を見せるのか。
832人の観衆が見守る中、ランポーレのキックオフで試合の幕が上がった。

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開幕スタメンはGK水谷、DF村田、山之内、榊、藤田、MF小澤、久保、大村、鈴木、FW北野、パブロ。
新加入のGK柴田は体調不良、同じく新加入のMF保﨑は三重県選手権での退場処分による出場停止となり、元Jリーガー2人を欠いての開幕戦を強いられた。

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それでも、立ち上がりから試合のペースを握ったのはホームのランポーレ。向かい風にも関わらず、ボールをつないで長良クラブ陣内へと攻め入る。開始9分、右サイドを抜けた大村のクロスがゴール前で混戦となり、最後は北野が決めて幸先よく先制する。

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今季からキャプテンに任命されたエースの一発で勢いづいたランポーレだが、追加点がなかなか決まらない。
14分に小澤が直接狙ったFKは左のポストを叩き、27分にパブロの右からの折り返しを久保が押し込んだがクロスバーに嫌われてしまう。

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前半はランポーレ1点リードのまま終了。迎えた後半、メンバーを入れ替えた長良クラブが盛り返し、危ない場面も見られるようになったランポーレは70分、パブロに代えて大久保を投入する。この交代で北野の1トップ、ボランチに入っていた小澤がトップ下に移り、4-4-2から4-5-1へと布陣が変わった。

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小澤がよりゴールに近い位置でプレーすることの効果は、すぐに表れる。72分、ドリブルで切り込んだ小澤が倒されてPKを獲得。これを小澤自らが冷静に沈め、待望の追加点を奪うことに成功する。

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80分には、北野のアシストから久保がゴール左へと流し込み、3-0と突き放す。勝利を確信したサポーターも大いに盛り上がった。

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残り10分と3分のロスタイムでさらなる追加点を奪うことはできなかったが、長良クラブの反撃をゼロに抑え、無失点で開幕戦白星。連覇に向けて好スタートを切った。唯一の気がかりは、この日何度も削られていた小澤が88分に負傷退場
したこと。試合後、「怪我は大丈夫です」と話していたが、次の試合に出場できるかは今後の経過を見なければならない。

東海社会人リーグ1部は第1節を終え、ランポーレは得失点差で早くも首位に立った。この順位をシーズン最後まで維持できることが期待される。

次戦となる第2節は5月17日(日)、常葉大学浜松キャンパスFCとの有玉グラウンドでのアウェーゲーム。
また、第3節は石垣池公園陸上競技場にFC岐阜SECONDを迎えてのホームゲームとなる。