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選手会へ経営状態の説明と今後について話し合いを行いました

2020年4月23日
  • #ニュース

spiralnet

 
いつも鈴鹿ポイントゲッターズをご支援頂き誠にありがとうございます。
 
4月20日に弊クラブの経営状況を選手会に説明し、話し合いの場を持ちました事をお知らせいたします。
 
新型コロナウィルスの影響で、ホームゲーム7試合が中止になり、営業活動や、スクール事業、フットサル事業にも経済的に大きな打撃を受けております。
 
現状の今期収支の見直し含め、選手会に現状説明を行いました。数値的な開示は現時点では差し控えますが、会社として経費削減、売上拡大の努力、各人としてクラブ存続を第一に考える行動が求められる状況になりつつあります。
 
そして、クラブの存続を第一に考え、選手会、監督、スタッフ全員で出来る事を話し合っております。選手会からは報酬の返納などの具体的な解決策を貰いました。引き続き課題解決に向け話し合いを持ち、今月中に選手会と良い形を見つけていく所存です。

解決案

経費削減案
役員報酬の一律50%カット
選手報酬50%の返納(試合数半減に比例して50%減)
選手報酬25%の返納(返納する50%を折半し、クラブが25%負担)
選手から自主返納(返納額に関して、各選手に一任)
宮崎、仙台等の遠征をバス移動に変更
ホームゲーム運営費を削減
一身田寮と大池寮の廃止
フットサル場の撤退、事務所移転
 
資金確保案
銀行等より借入して資金調達
クラウドファンディングで資金調達
ポイントサイトを活用し、スタッフ、選手、ファン全員で資金調達
営業マンが更なる新規スポンサー獲得
 
今回、結論が出ませんでしたので、選手会も持ち帰り、今月中に選手会と結論を出す予定です。
引き続き、本件に関し、良い形で着地するために努力いたします。

話し合いを終えて各位コメント

吉田雅一社長
選手会、監督に現状の経営状況を開示する事で、試合の勝利とは違う、クラブ存続という共通の目標を持って貰えたのは良かった。今はチーム存続の為、試合運営費、遠征費や役員・選手報酬などの経費削減と、新たな収益源の確保を務めたい。これから引き続き選手会と話し合いの場を持ち、誠心誠意、クラブ存続の為に、両者が納得する形を見つけたいと思います。本件につきまして、選手会と合意ができましたら改めて皆様にご報告させて頂きます。
 
佐藤和馬選手会長
クラブ、ミラと協議を終えて、率直な感想としては、クラブの存続を第一に考えます。解決先の一つとして報酬返納のお話もさせていただきました。それくらいの覚悟がないと、収束が見えない危機的状況を乗り越えることは出来ない、と感じました。そして、この困難を乗り越えるため、他に選手会としてできることはないか、と考えております。三重県にこのクラブが今後も存続できるよう、今月いっぱい必死で解決策を見つけたいと思います。皆さんにチーム存続に向けて協力をお願いすることが有った際は、サポートをよろしくお願いします。
 
ミラグロス監督
難しい状況において多くのチームが財政的な問題を抱える中、鈴鹿ポイントゲッターズも例外でなく、今は選手、クラブ含め話し合いを重ねている時です。スペインでは多くのプロサッカークラブが選手に対し一定のパーセントの決まった減俸を強いる形となり、そのお金はクラブの活動費や、クラブスタッフへの給与支払いなどを捻出するために行なわれています。そのような事態がこのチームで起こらないためにも何か別の解決策を見出せるよう、意見を出し合い話し合っていきたいと思っています。