第52回 全国社会人サッカー選手権大会 決勝
2016年10月26日(水)12:30キックオフ
@西条市ひうち陸上競技場
鈴鹿アンリミテッドFC 2-2 三菱水島FC
(前半0-0 後半2-1 延前0-0 延後1-1 PK 3-5)
監督コメント
小澤宏一監督
準優勝という結果ですが、悔しさが残る試合でした。自分以上に、プレーしている選手は、PKで負けたことを含めて、悔しかったと思います。
5連戦ということで、先発を替えて臨みました。選手の中には、先発を直訴した選手もいましたが、プレー時間が長くなることで、怪我をするリスクが高くなるために先発を替える決断をしました。ベンチに回ったことで、悔しい思いをした選手もいたと思います。やはりこうした過密日程においては、コンディションに関して何か指標を作らないといけないなと感じました。
先発した選手に関してはフレッシュであり、地域CLの権利もすでに得ている中で、伸び伸びとプレーしてくれると思いましたが、やはり連戦の疲れから、プレーも判断も精度に欠けました。一方、途中から入った北野、小澤、柿本は、得点したことを含めて、よく集中してゲームに入ったと思います。
この悔しさ、大会を通じての攻守における課題に、また練習から修正していきます。最後に、愛媛の方、全社の運営の方、そしてサポーター、ファンに感謝を申し上げます。決勝の結果については、監督のチカラ不足であり、選手は精一杯、頑張りました。地域CLも頑張ってくれると思います。応援宜しくお願いします。
選手コメント
MF28 小澤司
5日間お疲れ様でした。毎試合辛いときに、僕らの背中を押してくれて本当に感謝してます。決勝では誠に残念な結果になってしまいましたが、なんとか全国地域サッカーチャンピオンズリーグの切符を掴むことができて、嬉しく思っています。
「チーム力」という言葉があるように、誰が出ても勝てること。それが今の僕らに欠如していることであり、決勝での勝利に繋がらなかった原因だと思っています。JFL昇格に向けて、残された時間で1人ひとりが、またチーム全体で最後の微調整をしていきますので、応援宜しくお願いします。
FW16 柿本健太
(試合を振り返って)この試合の前半をベンチで見ていて、チームとして戦う気持ちが足りないなとベンチのメンバーで話していました。出るときは自分が絶対に点を取って逆転するつもりで入りました。チームが苦しい時に仕事をするのが自分の仕事なので、何とか同点ゴールを決められたことは良かったと思います。ゴールの場面では、技術云々より、気持ちで押し込みました。自分らしいゴールだったと思います。
地域決勝でもこういう苦しい場面は出てくると思いますが、自分たちはこの5日間を通して連戦を戦い抜ける事を証明したし、まだまだ成長することできると信じています。これからも自分たちを信じて、良いトレーニングを積んで強くなって地域CLへ向かいたいと思います。
(サポーターへメッセージ)5日間応援ありがとうございました。サポーターの方の中には、仕事を休んで応援に来てくれた人もいると思います。おかげで、この過酷な5日間全てを戦い抜くことができました。ありがとうございました。本当に、決勝で負けたことが悔しいです。
DF5 榊親平
(試合を振り返って)今大会初出場でしたが、まずはチームが勢いに乗れるようなプレーを心がけました。先に失点をしてしまい、追いかける展開になってしまいましたが、2度も追いついたのはチームにとってプラスなことだと思います。個人的には、どんな状況でも最終的に守りきれるように修正していきます。
(サポーターへメッセージ)今日も応援ありがとうございました。今回、鈴鹿で聞いている声を愛媛で聞くことができて、戦う勇気をもらいました!鈴鹿で応援していただいたみなさんもありがとうございます!地域CLもよろしくお願いします。
FW10 北野純也
(試合を振り返って)5連戦の最終日でかなり体も頭もダメージがきていました。それでも、気持ちで2度追いついて、PK戦まで持ち込めたことは良かったと思います。PKは運もあると思いますが、勝ちきりたかったのが正直なところです。リーグで優勝できず、後がない状況から地域CLの権利を取ることができて、全社の目的はしっかり果たせたと思います。今大会を通じて、チームが1つになっていくのを感じました。5連戦を戦ってタフになったことや、連戦の中で自分たちがどこまでやれるかを実際にやってみて感じ取れることが大きかった。戦っていく中で戦える選手が増えたことも大きいと思う。
次は、地域CLです。まず、グループステージを突破するために、準備していきます。地域CLは1つにならなければ勝ち抜けません。選手、スタッフ、ファン、サポーター、そしてアンリミテッドに関わる全ての人が、1つになって闘いましょう。
(サポーターへメッセージ)今日も熱い応援ありがとうございました。悔しいですが、準優勝でした。現地に来てくれた方、鈴鹿や色々なところから応援してもらって本当に僕たちの後押しになりました。5日間、応援ありがとうございました。
これからも応援よろしくおねがいします。