一番得するペイを探している方は「キャッシュレス決済どれがいい？」と悩んでいませんか？ランキングで人気のスマホ決済でも、デメリットはないのか気になるところですよね。
本記事では、キャッシュレス決済のおすすめ8選をジャンル別に分けて紹介しています。
個人事業主や経営者が感じる事業者側のデメリットと、利用する消費者側のデメリットについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
キャッシュレス決済ビギナーや学生、お得な高還元率を重視している方にぴったりなスマホ決済が見つかります。
キャッシュレス決済のおすすめ：初心者・学生向け・
人気
初心者や学生におすすめのキャッシュレス決済を紹介します。
- 楽天ペイ
- PayPay
楽天ペイ
楽天ペイはアプリによるスマホ決済が可能で、JCSI調査においても使い続けたいQRコード決済No.1に選ばれています（2021年度）。
交通系ICカードのSuicaと相性が良く、通常の買い物はもちろん、新規発行・チャージ・交通機関の利用でも使うほどにポイントが貯まります。
チャージ方法や決済方法の選択肢が豊富なので、使い勝手にあわせて利用できるのもメリットです。ちなみに、登録・利用にあたって費用はかかりません。
さまざまなキャッシュレス決済のなかでも、利用できる店舗数は500万ヶ所と多い傾向にあり、意識的にお店を選ぶ時間を短縮できます。
| 登録料・利用料 | 無料 |
| 付与ポイント | 楽天ポイント |
| ポイント還元率 | 1.0%〜1.5% |
| 利用できる店舗（数） | 500万ヶ所以上（2020年11月時点） |
| チャージ方法 | 楽天カード 楽天銀行 ATM ラクマ 楽天ウォレット 楽天ギフトカード |
| 決済方法 | QR払い コード払い セルフ Suica払い 楽天Edy払い 楽天カードタッチ決済 請求書払い |
| 提携におすすめのクレジットカード | 楽天カード |
PayPay
最短1分で無料登録できるPayPayは、バラエティ豊かなキャンペーンや個人間送金の利便性が特徴です。
全国各地で利用でき、付随したサービスも充実していることから、5,500万人を超えるたくさんのユーザーに支持されています（2023年2月時点）。
基本的なスマホ決済としては、バーコードを見せるかQRコードを読み取るかのどちらかで支払いが完了するため、財布を持ち歩く必要がありません。
公共料金も手軽に支払えますし、遠く離れた相手にも割り勘代やお祝い金をサクッと送金できますから、私生活における決済手段の可能性が大きく広がるでしょう。
| 登録料 | 無料 |
| 付与ポイント | PayPayポイント |
| ポイント還元率 | 0.5%〜1.5% 条件・キャンペーン等で最大5%もあり |
| 利用できる店舗（数） | 374万ヶ所（2022年6月末時点） |
| チャージ方法 | 銀行口座 セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM ヤフオク!・PayPayフリマの売上金 PayPayカード（旧Yahoo! JAPANカード含む） PayPayあと払い ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い |
| 決済方法 | PayPay残高 PayPayあと払い クレジットカード |
| 提携におすすめのクレジットカード | PayPayカード 楽天カード |
キャッシュレス決済のおすすめ：個人事業主
個人事業主におすすめのキャッシュレス決済を紹介します。
- Airペイ
- スマレジ・PAYGATE
Airペイ
Airペイは導入費・月額料金・振込手数料がかからず、業界最安水準の決済手数料「3.24%」で利用できるキャッシュレス決済です。
台数限定ですが、新規申込者に向けてキャッシュレス導入0円キャンペーンが実施されています。
iPadもしくはiPhoneと専用カードリーダー1台であらゆる決済方法に対応できるため、レジ周りをスッキリさせたい個人事業主におすすめです。
Visa・JCB・アメックスなどのクレジットカードから、Suica・iD・QUICPayのような電子マネー、PayPay・楽天ペイといったQR決済まで、幅広い支払方法に対応できます。
申込から利用開始まで約2週間と導入が迅速なので、すぐにキャッシュレス決済に切り替えたい事業者にも向いているでしょう。
| 導入費（初期費用） | 無料 |
| 月額料金 | 無料 |
| 決済手数料 | 3.24% |
| 振込手数料 | 無料 |
| 入金サイクル | 月6回または月3回 |
| 対応決済 | クレジットカード：7ブランド 電子マネー：11種類 QR決済：11種類以上 |
| 導入までの期間 | 約2週間 |
スマレジ・PAYGATE
スマホと同じような操作感が特徴的なスマレジ・PAYGATEは、初めての方でもわかりやすく、スムーズに導入できるキャッシュレス決済です。
通常30,800円の端末代が無料になるうえ、3.24%の手数料がさらにお得になるリリースキャンペーンが開催されています。
クレジットカード・電子マネー・QR決済の主要ブランドは網羅的にカバーしているので、顧客のニーズに適した決済方法を提案でき、販売機会を逃しません。
365日体制の電話相談窓口が設けられているほか、端末故障時の保証もついているなど、サポートも充実しています。
| 導入費（初期費用） | 無料 |
| 端末代 | リリースキャンペーンにより無料 （通常：30,800円） |
| 月額料金 | 3,300円 |
| 決済手数料 | 3.24%〜 |
| 入金サイクル | 月1回または月2回 |
| 対応決済 | クレジットカード：7ブランド 電子マネー：14種類 QR決済：8種類 |
| 導入までの期間 | 約2ヶ月 |
キャッシュレス決済のおすすめ：一番得するペイ・高還元率
高還元率で一番得するペイとしておすすめなのは「LINE Pay」です。
LINEユーザーなら誰でも登録できるキャッシュレス決済で、利用まではたったの2ステップで完了します。
LINE Pay
LINE Payは銀行・コンビニ・ATMなどからスマートにチャージでき、スマホ1台で簡単に送金したり決済したりすることが可能です。
基本のポイント還元率は0.5%ですが、好相性のクレジットカード「Visa LINE Payクレジットカード」を用いてコード支払いすると、5.0%にアップします。
また、年会費永年無料の最短5分で発行できる「三井住友カード（NL）」も、LINE Payに登録しておけば効率的にポイントを集められるのでお得です。
| 登録料・振込手数料 | 無料 |
| 付与ポイント | LINEポイント |
| ポイント還元率 | 0.5%〜5.0% |
| 利用できる店舗（数） | 309万ヶ所 |
| チャージ方法 | 銀行口座 セブン銀行ATM LINE Pay カード ファミリーマート（マルチコピー機） オートチャージ |
| 決済方法 | コード支払い オンライン支払い 請求書支払い LINEポイント支払い |
| 提携におすすめのクレジットカード | 三井住友カード（NL） Visa LINE Payクレジットカード |
キャッシュレス決済のおすすめ：クレジットカード
クレジットカード決済も現金を使わない支払方法としておすすめです。
- 三井住友カード（NL）
- JCBカードW
- ライフカード
三井住友カード（NL）
前に述べましたが、三井住友カード（NL）は年会費がずっとかからないうえ、最短5分のデジタル発行が可能なクレジットカードです。
カードが手元に届く前からすぐに利用できるので、支払方法がクレジットカード一択の商品やサービスも当日中に購入できます。
後に届くクレジットカードは番号が印字されていないナンバーレス仕様となっており、盗み見による不正利用も心配ありません。
また、業界屈指のポイント高還元率やポイント付与対象の店舗・利用先の多さが強みと言えます。発行枚数100万枚を突破している、人気のクレジットカードです。
| 年会費 | 永年無料 |
| 審査・発行時間 | 最短5分（※） |
| ポイント還元率 | 0.5〜7.0%（※1～6） |
| ポイント利用先（例） | Visaが使える店舗 対象のコンビニ マクドナルド |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard |
| 入会資格 | 満18歳以上（高校生不可） 20歳未満は保護者の同意必須 |
※受付終了間際の申込は即時審査が完了しない可能性があります。
※1：iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※2：商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※3：一定金額（原則1万円）を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※4：通常のポイントを含みます。
※5：ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※6：Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
JCBカードW
JCBカードWも最短5分でカード番号が発行され、スピーディーに利用を開始できます。年齢制限がありますが、39歳までに申し込んでおけば年会費は永年無料です。
価格.comのクレジットカードカテゴリ人気ランキングにおいては、ポイント高還元率カード部門で2期連続の1位も獲得しています（2022年）。
国内外問わず、さまざまな店舗でポイントが2倍になり、アマゾンなどのパートナー店なら最大21倍になるので、日常的にどんどんポイントを貯められるでしょう。
ちなみに、スマホ決済や月々の公共料金の支払いでもポイントが付与されます。
| 年会費 | 永年無料 |
| 審査・発行までの期間（約） | 最短5分※ カード到着は最短3営業日〜1週間 |
| ポイント還元率 | 1.00％～10.50％ ※最大還元率はJCB PREMO に交換した場合 |
| ポイント利用先（例） | スターバックス アマゾン セブンイレブン キャッシュバック |
| 国際ブランド | JCB |
| 入会資格 | 18歳以上39歳以下（高校生不可） 本人または配偶者に安定収入がある |
※【２】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。（運転免許証／マイナンバーカード／在留カード）
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
ライフカード
ライフカードは、1回以上利用することで年会費が永年無料になるクレジットカードです。
ポイント有効期限が最大5年と長いため、ポイントを失効させてしまいがちな方や、期限を気にして使うのが面倒という方に勧められます。
さらに、カードは最短2営業日に届くので「今週中に使いたい！」といったシーンにも向いているでしょう。
ポイント還元率が初年度に1.5倍、誕生月に3倍と上がるほか、新規入会＆利用特典として最大1万円相当のポイントをもらえるのも魅力です。
| 年会費 | 無料 |
| 審査・発行時間（約） | 審査は最短1営業日 カード到着は最短2営業日 |
| ポイント還元率 | 0.3〜0.6% |
| ポイント利用先（例） | 口座へキャッシュバック ライフ各店舗 特典・ギフトカードとの交換 |
| 国際ブランド | JCB・Visa・Mastercard |
| 入会資格 | 18歳以上（高校生不可） 電話連絡が可能な方 |
キャッシュレス決済のデメリットとは？
導入する事業者側と利用する消費者側に分けたキャッシュレス決済のデメリットは、以下の通りです。
| 事業者 | 消費者 |
| 導入費・端末代などの初期費用がかかる 月額料金や決済手数料などの負担がある 入金サイクルが遅い傾向にある 作業量や覚えることが増える | 一部利用できない店舗がある 詐欺・悪用・不正利用などの危険性が高い 端末障害・充電切れ・災害時などに使えない 使いすぎてしまう可能性が高い |
事業者側のデメリットのなかには、利用するキャッシュレス決済によって解消できる部分があります。
初期費用や月額料金が不要な場合もあるので、なるべくコストをかけたくないなら良心的なスマホ決済を選びましょう。
消費者側のデメリットについては、おもな利用先に対応しているか、安心安全に利用できるかを確認しておくことでカバーできます。
目に見えない決済方法による浪費が不安な場合は、こまめな利用履歴の確認が大切です。また、スマホの故障や通信障害に備え、少しでも現金を所持しておくと困らないでしょう。
まとめ
本記事で紹介したおすすめのキャッシュレス決済は、以下の通りです。
| 個人事業主 | Airペイ スマレジ・PAYGATE |
| 初心者・学生向け | 楽天ペイ PayPay ▶︎iOSはこちら ▶︎Androidはこちら |
| 一番得するペイ・高還元率 | LINE Pay |
| クレジットカード | 三井住友カード（NL） JCBカードW ライフカード |
どのスマホ決済を利用すべきか悩んでいる初心者の方は、チャージ方法・支払方法の選択肢の多さや使いやすさに着目しましょう。
キャッシュレス決済一つとっても、ポイント還元率に力を入れていたり、利用できる店舗数を拡大していたりと、特徴はそれぞれに異なります。
本記事を参考に、利用する目的を明確にしたうえで、ニーズにあったキャッシュレス決済を選んでみてください。
