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山岡社長による小澤監督解任に関する質疑応答のご報告

2017年10月2日
  • #ニュース

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いつも鈴鹿アンリミテッドFCをご支援頂き、誠にありがとうございます。

9月30日のホーム戦にて山岡社長が小澤監督解任に関して皆様のご質問にお答えさせて頂きました。そのQ&Aを下記にてお知らせいたします。

皆様からのご質問に対する回答

Q1、今回の小澤監督の解任で選手への影響等は大丈夫なのでしょうか?
→多少動揺はありましたが、選手は皆、今やるべき事がわかっています。今日結果を出してくれると想います。

Q2、藏川選手が残りの期間を監督代行として戦っていくのでしょうか?
→今季の監督代行については、藏川を基本にとは考えておりますが、まだ正式には決めていません。まずは、今日勝って地域CLの出場権を獲得することを最優先にしています。今後に関しては、明日以降、色々話を詰めていこうと考えています。

Q3、現状は小澤監督が解任されてしまい、藏川選手が監督代行のもと、今期は戦っていくのかと推測しているのですが、藏川監督代行をサポートするヘッドコーチ等はいるのでしょうか?
→明日以降も、藏川が監督代行を続けるとことになり、藏川が必要とすれば、サポートするコーチを連れてきたいと考えています。

Q4、来期に関しては、新監督の候補は現状いるのでしょうか?
→います。すでに一人に絞り込んでおり、近いうちに契約できればと思っています。発表はシーズン終了後を予定しております。

Q5、来期以降、どのような形であれ小澤監督にはクラブに残ってもらいたいのですが可能性ありますか?
→お互いのタイミングが合えば可能性はあります。

Q6.かなり早急な解任劇に見えたのですが、いつ決断されたのでしょうか?
→刈谷戦の翌日の朝になりますが、それ以前より動いていたことも事実です。

Q7.小澤監督には誰が解任を伝えたのでしょうか?チーム、クラブに対して残した言葉などはございますか?      
→私が直接電話しました。監督には申し訳ありませんが、解任が決定しました、と。監督は特に驚いた感じではなく、一言わかりました。この世界ではよくあることですから気にしないで下さい。と仰って下さいました。絶対にJFL昇格してください、との言葉をいただきました。

Q8、小澤監督のファンだったのですが、鈴鹿の為に非常にご尽力頂いたので、是非とも次のステージでも頑張って頂きたい気持ちがあり、 お礼としてプレゼントをお渡しさせて頂きたいのですが、そういったことは可能なのでしょうか?
→もちろん可能です。グリーンタウンまでお持ち下さい。

Q9、小澤前監督との一番の思い出はなんですか?
→今年の春、リーグ開幕前ですが、毎日電話で長時間打ち合わせをしていましたが、その日は昼間新幹線で東京から三重に移動中でした。富士山が見えてましたから三島辺りだったと思います。監督から電話があり、今新幹線で移動中だと伝えると、では要点だけお話します、と言われ、やむなくデッキで話しました。通話が終了したのは三河安城でした。
皆さんご存知の通りの熱い人でした。

Q10.今回、小澤監督が解任されたと発表されたとのリリースですが、解任、辞任、退任は、どのような違うのでしょうか?
→解任は、監督自らから辞めるのではなく、クラブが辞めさせられるということ。そして辞任は、監督自らの意思で辞めることだと考えています。退任は、誰の意思かは関係なく辞めること自体を意味します。

Q11.ちなみに、解任だと残り期間の監督報酬は支払われるのでしょうか?
→今回のような解任ですと、残りの監督報酬が支払われる事となります。

Q12、今回、最終ゲームの試合会場で小澤監督の解任理由を説明しようと思ったのはなぜですか?
→色々なご質問をいただきましたので、直接ご説明したいと考えました。

Q13、今回の解任説明がなかった場合、当初はどのようなイベントを想定されていたのですか?
→ホーム最終戦と言うことで、「山岡社長大感謝祭!スタジアム回転寿司」というイベントの予定でした。

Q14、JFLに昇格できなかった場合、鈴鹿アンリミテッドFCは解散するんでしょうか?それともヴィアティン三重さんに吸収合併してもらうのでしょうか?
→今の国会のように解散しませんし、民進党のように吸収合併されることもないです。

Q15、中田一三さん(三重県国体成年男子サッカー監督兼FC ISE-SHIMA総監督)のツイッターより下記のご質問いただきましたので、ご回答させていただきます。

『この様な監督の社会的評価を下げる行為は名誉毀損罪にあたると思わないか?』

なお本来であれば、一個人のSNS上での発言に関して、クラブとして回答を出すことは控えているのですが、今回は中田一三さんが三重県の国体監督を務められていること、法に抵触している可能性を示唆されていることなどを考慮し、このまま放置しておくことは得策ではないと判断致しました。回答に関しましては、顧問弁護士による見解となります。また、この件に関しましては今後、三重県サッカー協会様と情報共有し適切に対応させていただきます。

顧問弁護士の回答
●「9/25小澤監督解任のお知らせ」の公表が、名誉毀損罪に当たるかに関しまして
下記3つの要件を満たす場合、名誉毀損行為は不処罰となります(刑法230条1項)。
①摘示された事実が公共の利害に関するものであること(事実の公共性)
②摘示の目的がもっぱら公益を図るためのものであること(目的の公益性)
③事実の真実性が証明できたこと(事実の真実性の証明)

①事実の公共性とは、その事実の摘示が公共の利益増進に役立つということを意味します。鈴鹿アンリミテッドFCは、東海社会人サッカーリーグ1部に所属し、地元鈴鹿市、三重県、東海地方を中心に数多くのファン、サポーターを持つサッカークラブであります。昨年は全国社会人サッカー選手権を勝ち抜き、全国地域チャンピオンズリーグ決勝ラウンドまで進出しており、サッカー関係者等にとって徐々に注目度が上がってきているサッカークラブといえます。鈴鹿アンリミテッドFCの監督というチームの指揮官の解任とその経緯という事実は、このような数多くのファン、サポーター、サッカー関係者等が関心を寄せる社会的な関心事であります。そのため、解任の経緯について公表することで公共の利益増進に役立つものと考えられます。従いまして、本件の小澤監督解任の公表には、事実の公共性が認められるものと考えられます。
②目的の公益性の「目的」とは、動機のことを意味します。貴社が、本件の小澤監督解任の公表を行った動機は、監督解任について説明することで数多くのファン、サポーター、サッカー関係者等の理解を求めることにあります。また、公表内容について小澤監督の悪い点だけでなく良い点も記載しており表現が中立的・客観的なものとなっているので、この点からも公益性が伺えます。従いまして、本件の小澤監督解任の公表には、目的の公益性も認められるものと考えられます。
③事実の真実性の証明 「9/25小澤監督解任のお知らせ」の事実は全て真実であるとお伺いしておりますので、この要件も満たすものと考えます。
以上により、「9/25小澤監督解任のお知らせ」の公表は、①~③の要件を満たしていると考えられますので、名誉毀損行為は不処罰となるものと考えられます。

Q16、もしも今年、鈴鹿アンリミテッドFCがJFLにいけなかった場合はどうなるのでしょうか?
→私は今回の決断について後悔はありません。私たちは大勢のファンに夢を託されています。そして多くの選手を預かっています。我々の決断一つで誰かを活かすこともあれば潰してしまうこともあります。要は状況をよく判断して冷静な決断をすることです。そしてその決断に全責任をとれることが上に立つ人間の条件だと私は考えます。したがって、まだ公に了承されてはおりませんが、出処進退を預けております。