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第21回 三重県サッカー選手権大会 準決勝 マッチレポート

2016年8月9日
  • #トップチーム

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8月6日(土)、天皇杯出場権を懸けた三重県選手権準決勝が行われ、鈴鹿アンリミテッドFC(以下、鈴鹿)は四日市市中央緑地公園陸上競技場で皇學館大学に3-0で勝利し、決勝へと駒を進めた。

スタメンはGK岡田、DF野口、藤田、榊、MF大村、吉川、堀河、芦田、伊藤、FW角口、福島。今季初めての3バックシステムで、1トップの角口を伊藤と福島の2シャドーがサポートする3-4-3とも3-6-1とも取れるフォーメーションで、大学生相手の試合に臨んだ。

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「半数近くを新しい選手にし、新しいシステムでチャレンジしました」という小澤監督の言葉通り、試験的なシステムでこの一戦に臨んだ鈴鹿。地力で勝るとはいえ、相手もジャイアントキリングを狙っているだけに、決して油断はならない。

しかし、開始早々に鈴鹿が先手を取る。開始3分、堀河の右CKがゴール前でこぼれ球となり、いち早く反応した角口がジャンピングボレーで押し込んで幸先よく先制する。

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その後も鈴鹿の攻勢は続き、皇學館大はシュートまで持ち込むことができない。すると25分、右サイドバックの榊が縦に入れたクサビのパスを堀川がワンタッチで落とし、受けた大村がダイレクトの浮き球パスをDFラインの裏に通す。ここに走り込んでいた榊がGKの股を抜くシュートでネットを揺らし、鈴鹿が追加点を挙げる。

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2点差で試合を折り返した鈴鹿は、後半開始早々に突き放す。48分、左サイドからのFKのチャンス。蹴るのはもちろん堀河。右足でゴール前にカーブのかかったボールを入れると、フリーで抜け出した藤田がピタリと頭で合わせて3点目。実力差を考えても、試合を決定付けるゴールだった。

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その後も圧倒的に攻め込む鈴鹿だが、連携不足による細かなミスが目立ち、なかなかゴールラッシュにつなげることができない。交代で入った中野や小西、近藤もゴールを生み出すことはできず、3-0のまま試合終了。勝利した鈴鹿は同日に四日市大学を下したヴィアティン三重と、8月20日(土)に三重交通G スポーツの杜鈴鹿にて決勝戦を行う。

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