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2016東海社会人サッカーリーグ第12節(第9戦) 藤枝市役所サッカー部戦 マッチレポート

2016年8月2日
  • #トップチーム

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7月30日(土)、東海社会人サッカーリーグ1部の第12節が行われ、鈴鹿アンリミテッドFC(以下、鈴鹿)は敵地で藤枝市役所サッカー部に3-1で勝利した。

スタメンはGK岡田、DF大村、藤井、野口、原、MF泉、小澤、渋谷、矢野、FW柿本、北野。今季初めてスタートから2トップを組むことについて、小澤監督は「コンディション含めて調整に気を配り、“ベスト”というよりは“ベター”な布陣」と説明した。

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ここ2試合、あまり立ち上がりが良くない鈴鹿は、2トップで収まりどころが多いこともあり、積極的に前に出る姿勢を見せていく。12分には、縦パスに北野が抜け出して決定機を迎える。シュートは枠を外れたが、決して悪くない立ち上がりだった。

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しかし、序盤のチャンスをモノにできずにいると、27分、カウンターから一瞬の隙を突かれ、スルーパスに抜け出した高橋のゴールで先制を許してしまう。

2試合連続で相手に先手を許す展開となってしまった鈴鹿。しかし、前節3点差を追いついた鈴鹿にとって、1点のビハインドはまったく焦る状況ではない。落ち着いてパスを回しながらペースを掴み、引き気味に守る藤枝ゴールへと迫っていく。

すると38分、PA手前中央、ゴールまで約20メートルの距離で矢野が倒されてFKのチャンスを得る。これを小澤が右足で直接狙うと、壁の間をすり抜けたシュートがゴール左隅へと吸い込まれ、GKが一歩も動けない完璧なFKで鈴鹿が同点に追いついた。

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1-1のまま迎えた後半、攻勢を続ける鈴鹿は55分、高い位置で渋谷がボールを奪い返し、スイッチした小澤が前線にスルーパス。抜け出した柿本がゴール左隅へと沈め、鈴鹿が逆転に成功する。

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64分には相手が2枚目の警告で退場処分となり、数的優位を得た鈴鹿が攻勢を強める。迎えた80分、カウンターから泉とスイッチした柿本が抜け出し、豪快にネットを揺らして勝負あり。途中出場の角口が終了間際に危険なタックルで退場処分を受けほろ苦いデビューとなったが、藤枝市役所の反撃を抑えて2試合ぶりの勝利を手にした。

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これでリーグ戦は中断期間に入り、リーグ次戦となる第2節は9月4日(日)、常葉大学浜松キャンパスFCとのアウェーゲーム。次のホームゲームは9月10日(土)のChukyo univ.FCをAGF鈴鹿陸上競技場(石垣池公園陸上競技場)に迎える。

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